藤田麻衣子 ドロドロベスト5 「写真」
このブログの目的の一つは、シンガーソングライター藤田麻衣子さんの魅力を伝えることである。
彼女の魅力といえば、
よく笑う、
地元愛が強い、
絵が上手い、
etc...
しかし一番の魅力は、自分が彼氏なら、夜道で背後に気をつけてしまうほどヘヴィーな詞であろう。
今回はアルバム「さわって」に収録さている、「写真」を取り上げてみたいと思う。
「テレビの光、シャワーの音、テーブルの上、置かれたタバコ。窓から見下ろす国道一号線。」
そう、この曲、完全に不倫している男女の話である。
あくまでも不倫を匂わすような詞はあったが、この曲の場合、完全にアウトである。
彼がシャワーを浴びている時、ふと目に入った彼の手帳・・・
いけないという思いとはうらはらに、盗み見てしまう。
そこで目にした、自分の知らない彼の生活・・・
この詞を読むのはハラハラしてしまう。
いけないものを見てしまったかのような背徳感。
※注意※
ここから私の妄想です。
主人公 舞子(仮名)
不倫男 シゲオ(仮名)
写真を見て呆然としていたら、ふと後ろには彼が・・・
シゲオ「・・・何、見てるの?」
振り向けずにいる舞子。その肩は小刻みに震えている。
舞子「私たち、もう終わりにしましょう・・・」
シゲオ「おいおい、何いってんだ。俺が愛してるのはお前だけだよ・・・」
涙を流す舞子。それを後ろから抱きしめるシゲオ・・・
シゲオ「もうすぐ妻とは別れるから。もう少しだけ、待ってくれないか・・・?」
この詞に続きがあるならそんなところだろうか。
まさに、Romanticが止まらない状態である。
つづく