藤田麻衣子 ドロドロベスト5 「嫉妬」
このブログの目的の一つは、シンガーソングライター藤田麻衣子さんの魅力を伝えることである。
彼女の魅力といえば、
バラードの女王、
作詞家なのにたまにブログでよくわからない日本語を使うおちゃめさ、
絵が上手い、
etc...
しかしなんといっても一番の魅力は、自分が彼氏なら、その気持ちに感謝の念は抱きつつも、たまに身の危険を感じてしまうほどのヘヴィーな詞であろう。
今回はアルバム「思い続ければ」収録の「嫉妬」を紹介してみたいと思う。
~あらすじ~
思いを寄せていた彼が、別の子に視線を送っていたことを悟ってしまい、
嫉妬にもだえ苦しむ主人公・・・
「写真を撮られるのもずっと苦手だった。一人部屋でなら鏡の前、上手に笑えるのにね。」
彼の前でなければ、ちゃんと自分自身を出せるのに、好きになりすぎてうまくいかない。
「降り出した雪にも、見つけた虹にも、無邪気にはしゃぐあの子を私も、いつも隣で見ていたの。」
だけどあの子がもし彼を好きになったら、
きっと私と違って素直に気持ちを伝えられる・・・この部分に主人公の嫉妬が凝縮されている。
「目に見えるものすべてにいらだった。そんな日もあったの。」
彼をとられてしまうかもしれないという恐怖が、主人公をここまでヤな女に豹変させているのだ。
恋をすれば人は変わる。
いい方向なのか、悪い方向なのかということに、おそらく相手は関係がない。
相手と向き合う前に、自分自身と向き合わなければならない。
でなければ、いい恋愛はできないであろう。
この私のように。