Story of my life

日常に転がる疑問を掘り下げるだけ掘り下げて放置

なぜアルバム単位でオススメするのか?管理人の(全く意味のない)こだわり

ごきげんよう。管理人の吉岡です。


世の中には名盤でありながら、あまり知られていない音楽もある。


このブログの目的の1つは、そういった音楽に一筋の光を当てることだ。

 


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ライ・クーダー 最も過小評価されているギタリストの一人

 

 


このブログは音楽をアルバム単位でおすすめしている。


その理由は、


・製作者の意図したとおりの順番で聴き、そこから何を感じ取るのか。


・邦楽と洋楽では作り方が違う。


・ただ単に私のこだわり(!)

 


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エリオット・スミス

 

シングル単位か、アルバム単位か


邦楽の場合は、シングル単位で音楽を作るのが一般的だ。
そしてシングルを何枚か出したら、それをまとめたものをアルバムとして発売する。


洋楽の場合は、まずアルバムを発表し、その中から少しずつシングルカットしてアルバムの売上を維持する、というのが一般的。


※しかし最近は、洋楽も日本のように先行シングルカットというやり方も増えてきているように思う。
これはストリーミングサービスが普及してきたことと関係しているかもしれない。


つまり洋楽は、アルバムを1つのストーリーとして作っているのだ。(ベストアルバムを除く)


なので、我々聴く側の人間も、そのとおりに聴くよう努めるのが礼儀というものであろう。


(このへんの心情は私の独断と偏見によるところが大きいw)

 


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※プリンス

 

プロモーションの違い


日本の音楽というのは、アーティストがリスナーに気付いてもらえるように、かなり派手に(過剰に)作っている場合が多い。


なので、こちらから耳を傾けなくても聴こえてくるのだ。


私はそれをたまに鬱陶しく思う時がある。


音楽としての完成度よりも気付いてもらえることを優先しているからだ。


もちろんアーティストも、そのほとんどが雇われの身。


結果を出さなければ続けられないので、本人の意向を加味されていない場合もあるだろう。


その点は私も察しているので本気で怒ったりはしないが・・・多分w


洋楽の場合もメジャーシーンで活動している人は同じように派手だが、いいだけ稼いでいる人は純粋な音楽性を追求している人も多い。


こんな地味なアルバム出すの?と思う時もあるw

 


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ニール・ヤング

 

洋楽の聴き方


純粋な音楽性を追求したアルバムは、すんなりと耳に入ってこない場合もある。


「俺たちは自分の音楽性を追求した。聴くのはアンタたちの仕事だ」


とでも言っているかのようだ。


いい音楽は、集中して聴かなければ理解できない。


本を読むことと同じような感覚だ。


それができるようになって初めて、その音楽を聴いたことになるのだ。

 


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ジョージ・ハリスン

 

終わりに


私自身、今までたくさんの音楽を聴いてきたつもりだが、それを誰かに話したり説明したりすることはなかった。


知識というのは、インプットし、アウトプットして初めて理解したことになる。


インプットで止まっていたら、自分で思っているほど理解できてない場合がほとんどだ。


名盤を世に広めるためと、自分自身でよりよく理解するために、このブログを立ち上げたのだ。