今、日本で最もアツいバンド(俺的に) Nulbarich 「H.O.T」
・日本の音楽も捨てたもんじゃないと思えるバンドが知りたい人へ
・オシャレでクールな音楽が好きな人へ
ごきげんよう。管理人の吉岡です。
今日は、Nulbarich「H.O.T」を紹介したい。
Nulbarich(ナルバリッチ)とは
Null(何もない)but(でも)rich(豊か)という単語を組み合わせた造語をバンド名とした、謎のバンド。
基本的に先入観を持って音楽を聴きたくないので、下調べはおろそかだが、ご了承くださいませ…
音楽性
オシャレ&クール。
マジでかっこいい。
ジャズとファンク、さらに浮遊感のあるシンセの音色も相まって、日本でこんな洒落たバンドがいるのかと驚きを隠せなかった。
いい意味でボーカルが目立たない。
他の記事でも度々書いているが、日本のメジャーの音楽というのは、9割方ボーカルしか聴こえてこない。
歌謡曲をルーツに今のJ-POPがあるからしょうがないのかもしれないが、歌ばかりが聴こえてくると、段々と聴いているこっちの喉が苦しくなってくるのだ。
しかしこのアルバムは、ボーカルがそこまで全面にでていない。
声自体も柔らかいし、裏声を多用しているから楽器と溶け合っているのだ。
他の楽器とボーカルの音のレベルが同じくらいだから、全体としての聴こえ方が心地よい。これぞバンドサウンド!と言えるだろう。
このアルバムはセカンドアルバムだが、ファーストはかなりポップだった。
そちらの方もかなりオススメだが、こちらのアルバムはポップさがなくなったが、そのぶんナルバリッチの引き出しの多さが伝わってくる。
総合評価
革新性4
演奏力5
個性4
アレンジ4
バランス5
総合4.5
動画
Nulbarich - It's Who We Are (Official Music Video) [Radio Edit] - YouTube