もし私が親になったら…その1
もうすぐ妹が出産する。まさかあいつが母親になろうとは。時の流れは早いものだ。
ご存知の通り、私は全然結婚の予定はない。彼女もいない。しかしいつかは結婚したいなと強く思う。
先日子育てのブログを見た。男性の方が主夫をして女性が働いているというスタイル。
そういう夫婦もアリだと世に訴えかけるいい記事が多かった。その記事に心を打たれたのだ。
もちろん結婚するとなれば何年か付き合って、少なからず準備をしてというふうになると思うが、脳内シミュレーションをするだけでもバチは当たるまい。というわけで色々妄想してみる。
まず初めに、親という存在はどういうものなのか?子どもにとって常に上に位置する存在なのか。
正直言って私は親のやり方はあまり合わなかったと思う。嫌いだとか憎いなど思ったことはないが、あまり自分の個性を理解してくれているとは思えない。
父親が軽度だが身体障害者ということもあって、母はかなり苦労したから私には安定した生活をして欲しいという思いがあったのだろう。
その気持は間違いなく愛情から来ているとわかるのだが、親の人生と私の人生は全く違うもの。
しかし高校生くらいになっても私は特にやりたいこともなかったし、親以外の人がどんな人生を歩んできたかなども知らなかったから、親の考えが唯一の正解だと疑うことはなかった。まぁ、しょうがない。
つづく