Story of my life

日常に転がる疑問を掘り下げるだけ掘り下げて放置

洗濯は、世界平和への第一歩

 私は一人暮らしをしている。簡単なものだが料理もするし、掃除もする。しかし唯一面倒なものが洗濯だ。

 


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 洗濯物をいちいち分けて袋に入れるのも面倒だ。しかしそうしなければゴミがつく。色物は裏返して洗濯しなければならない。面倒だがそうしなければすぐ色が落ちる。洗い終わった後、干すのも面倒だ。水を吸って重くなっている。裏返しているのでそれを元通りにしてパンパンしてから干さなければならない。そうしないとアイロンをかける手間が一つ増える。そして乾いた後、畳むのも面倒だ。適当に集めて積み上げてしまう。そしてシワだらけになり結局はアイロンをかけなければならない。あぁ!気が狂いそうだ!!!


 適当に棚に積み上げているのを見ると気が滅入る。なんだこのごちゃごちゃした塊は…流石にこの辺で私も危機感を覚えた。なんとか見た目的にきれいにしなければならない、と。

 


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 短気な私はついスピードを求めすぎて適当な仕事をしがちだ。「巧遅は拙速にしかず」という言葉がある。「遅くきれいな仕事をするよりも、多少拙くてもいいから早くやれ」という意味だ。私の好きな言葉である。


 しかし世の中の全ての仕事にこの言葉を当てはめるのは、あまりにも乱暴な話だ。例えば医者がそんな仕事をしたら、あっという間に大炎上だ。どんな名言であっても、使う場所を間違えたら名言は迷言となる場合もある。


 そんなこんなで私はとりあえず、洗濯物をきれいにたたむことにした。するとどうだろう、こんなにも清々しい気持ちになれた。


 たとえ洗ったばかりの洗濯物でも、山積みにしていたらどことなく不潔に見える。きれいにたためば、それだけで清潔感が5割増になったようだ。


 忙しい世の中だ。少しでも効率よく行動するという心意気は正しい。しかし効率を求め過ぎたり、あらゆる仕事を同じ信念のもとにこなしているだけでは、何か大切なものを見失う。

 


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 洗濯物はちゃんとたたもう。たたむ機会のない人は、お母さんに感謝しよう。それだけで、世界は明るくなる。それこそが、世界平和への第一歩であると、私は信じている。

 

 


なんの話??