なぜおばあさんは柄物に柄物を合わせるのか?
道行くおばあさんたちを見ると奇妙な共通点がある。
それは、おばあさんたちの洋服は、柄物に柄物を合わせているという事だ。
目が回りそうなぐるぐる模様の書かれた上着(茶色が多い)に、またもや魔性のものが戯れに描くアラベスクのような模様のズボン(やはり茶色が多い)というコーディネート。
意味がわからない。
全く持って意味がわからない。
冒頭に書いたように、このようなコーディネートのおばあさんは一人や二人ではなく、たくさんいるのだ。つまりこれは偶然の一致ではなく、何か見えない力にでも導かれるように、そういう傾向があると考えたほうが自然であろう。
可能性をいくつか考えてみよう。
1.目が悪いから
言うまでもなくおばあさんたちは目が悪い。特に近くのものがよく見えなくなっているようだ。
つまり、目のいい人たちにはぐるぐる模様に見えるが、おばあさんたちにとってはもしかするとただの茶色い上着にしか見えていないのでは?という説。
2.お金がないから
若い頃によほど稼いでいた人でもない限り、おばあさんたちは年金暮らしでそこまでいい生活はできていないのだろう。
するとそこに奇妙なぐるぐる模様の服がある。ブティック側からすれば、奇妙な模様の上着は売れ残る事が多いだろうから、セールの棚へ追いやられる可能性が高い。
そこに目の悪いおばあさんがやってくると、「あら、安いし地味な上着じゃない。買うわ」となる。
3.デザインより機能
歳を取ってくると見た目がいい、流行りのものがいい、といった概念はどんどんなくなってくる。
若い女子は白いフリフリのついた可愛い服を着たがるものだ。デザインはいいが、その服を着たままミートソースパスタを食べれるだろうか?焼き肉やBBQに行くだろうか?
否、少しでもタレが跳ねれば一瞬でアウトになるだろう。
しかし茶色い、ぐるぐる模様の上着ならどうか?そこに焼肉のたれがかかったとしても、誰が気付くだろう?おそらく本人さえ気付くまい。
まとめ
いかがだったでしょうか。
あまりにも奇妙な柄物の服に、さらに柄物を合わせたおばあさんが多いので、私なりにその法則を解き明かしてみた。
何か他に意見がある人はぜひコメントにて教えてもらいたい。