Story of my life

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増税前にタバコとオサラバしよう!「読むだけで絶対やめられる!禁煙セラピー 著 アレン・カー」 その2

この本はこういう人にオススメです!


1.増税前に本気で禁煙したい
2.色々試したけど失敗した
3.なるべくお金をかけたくない

 

この記事はその2です。

まだその1を読んでいない人は、まずそちらを読んで見てください。

 

 

タバコは精神的な依存のほうが強い

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上の画像を見てください。タバコを吸っている人は、かっこいいと思いませんでしたか?


豪華な装飾を施された葉巻

金ピカのライター

男らしさ

富の象徴…

 

かっこいいと思ってしまったあなたは、タバコに洗脳されている可能性が高いです。


タバコは精神的な依存の方が強い。この事実もまた、禁煙を難しくする要因の一つです。


ニコチンはあらゆる麻薬の中で、最も早く体内に吸収される物質です。


しかし吸収されやすいということは、排出されるのも一番早いということです。


どんなによく吸う人でも、三週間吸わなければ体内のニコチンのほとんどは出ていってしまいます。


ここで一つ疑問が残ります。三週間吸わない程度では、吸いたい気持ちがなくなることはありません。


それどころか一ヶ月吸わなくても全然吸いたい気持ちはなくなりません。なぜでしょうか?


考えてみてください。あなたがタバコを吸う時はどんな時でしょうか?


仕事でほっと一息ついた時
集中して仕事を片付けたい時
恋人に振られた時
飲み会でみんなと楽しく過ごしている時


などではないでしょうか。


そう、タバコはあなたがつらい時も楽しい時も、いつもそばにあったのです。


この事実によって、あなたはタバコが心の支えになっていると勘違いしてしまうのです。


一番恐ろしいのは、この一連の流れが無意識の状態で行われているということなのです。


無意識のうちにあなたは、タバコを尊いものだと信じてしまっているのです。


体はタバコを欲していないのに、心がタバコを求めてしまう。


これがタバコの最も恐ろしい側面なのです。

 


依存度を高める喫煙方法

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私のケースを紹介しましょう。

 

私は平日は5本以下、休みの日でも10本も吸っていませんでした。


これを他の喫煙者にいうと、羨ましいと言われました。
たったそれだけしか吸わないならいつでもやめられるでしょう、と。


私はこの本を読むまで気付けなかったのですが、実はこれこそが依存度を高める喫煙の仕方だったのです。


本数が少ないと、タバコ一本一本の価値が飛躍的に高まってしまうのです。


タバコがやめられないから本数を減らすという人がいますが、実はこの方法は逆にタバコへの依存度を高めてしまうのです。


もう一つの私のケースを紹介します。私は10年タバコを吸っていましたが、家族に打ち明けたことはありません。


もちろん匂いがあるので気付いているでしょうが、後ろめたくて家族に言うことができませんでした。


黙って吸う、隠れて吸う、こういった喫煙もタバコへの依存度を高めてしまいます。


後ろめたい気持ちで吸っていると自尊心が傷つき、それによってストレスが溜まり、なおさらタバコを吸いたくなります。


私はこの本に書かれていた依存度を高める喫煙方法のほとんどをしてしまっていたのです。


だから本数が少ないのにやめることができずにいたのだと気付くことができました。
 

 

禁煙に遅すぎるということはない

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私の知り合いのおじさんは60歳で、もう40年以上タバコを吸っています。

 

その彼が言うには、「30年〜40年吸ってる人は、もうやめても寿命は変わらないらしい。だから今更やめたってしょうがないよ」

 

もしかしたらそれは事実なのかもしれません。さすがにそれだけの年数吸っていたらもう体がもとには戻らないかもしれません。

 

しかしこの本によると、ヘビースモーカーや長年吸っている人のほうが禁煙できる可能性は高いのです。

 

なぜかというと、たくさん吸っている人のほうがやめた時のメリットが大きく、わかりやすいからなのです。

 

残りの寿命はもとには戻らないかもしれませんが、その残りの人生を健やかに過ごすことができます。

 

それだけでも十分すぎるほどやめる価値はあります。ヘビースモーカーの方たち、そう思いませんか?

 

続きはこちら!

 その3

 

 

禁煙後の生活