Story of my life

日常に転がる疑問を掘り下げるだけ掘り下げて放置

つらい時に笑えますか?

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最近仕事も趣味も、なんだかつらいと感じるようになった。
何かが悪いわけではない、多分何も悪くない。
 
つらい時は、ドツボにハマりがちだ。
どんどん考え方が極端になり、強硬手段を取るようになる。
 
野球で例えるなら、100kmのストレートが打たれてしまったから、120kmで投げる!…当然この考え方ではすぐに限界が来る。
 
ストレートがダメならカーブで、シンカーで、なんならいっそサッカーに転向するのもいい。
冷静な時ならこの判断ができるが、つらい時にそういう考え方が出来なければ、自体は悪化の一途をたどるだろう。
 
無理にでも笑えばいい。
誰もいないところで、大声で悪態をつけばいい。
 
普通に生活していれば、悪いことなどするはずがない。
でも、悪いことなど何もしていないのに、なぜかつらい思いに苛まれる。
 
誰も悪くないから、何に怒ればいいかわからない。
優しい人なら、怒ることもできず、ただ唇を噛みしめるしかない。
 
あなたは何も悪くない、一日お疲れ様。
いつもありがとう。
 
そんなふうに言ってくれる人がいるって、幸せ。

何度でもやり直せると信じる THE CHARM PARK「Reverse&Rebirth」

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今回紹介するのは、THE CHARM PARKのアルバム「Reverse&Rebirth」です。


THE CHARM PARKとは↓
韓国生まれアメリカ育ちのシンガーソングライター。
あらゆる楽器を演奏するマルチプレイヤーで、アルバムもほとんど一人で作り上げる。


音楽性

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前作のアルバムとは打って変わって、サウンドがかなりロックになっております。


繊細なメロディとアレンジは相変わらず冴え渡っておりますが、今回のアルバムはかなり力強い曲が揃っているように思います。


今回のアルバムは、アメリカ人であるTHE CHARM PARKが日本に来てリリースした、最初のソロ名義のアルバムのリメイクバージョンなのです。


そのアルバムに収録されていた曲を録音し直し、新たに作った曲も加えたのが今作。


つまり、最も古いTHE CHARM PARKと、最も新しいTHE CHARM PARKが並んでいる作品というわけです。


ファンならこれを聞いただけで、わくわくしてくるでしょう。

 


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今回の詞の中には「Re」がつく言葉が沢山でてくる。


Rebuild
Restart
Retry
などなど…


まさに「RE」のオンパレード。


「どれだけやり直したいんだお前は!」とツッコミを入れたくなるがそうではない。


THE CHARM PARKは、日本の音楽シーンで活動したいと海を渡って、バンド活動を始めた。


原因は不明だが、そのバンドは解散することとなる。その後にできたのが、今回のアルバムの原型。


インタビューでCHARMは「バンドが解散してしまったのが一番つらかった」と語っている。


しかしそんなどん底においても、音楽への情熱は揺るがなかった。何もかもなくした後に湧き上がる音楽。


それこそがこのアルバムの芯となっている、まさに背水の陣で挑んだ作品

 


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人間の本質とは、つらい時にこそさらけ出される。


本人に覚悟が足りないのなら、困難はただのストレスとなる。


もし乗り越えられる強さがあれば、困難は私たちを成長させてくれるだろう。


どん底になっても、どれだけつらい思いをしても、失いたくないものが私たちにあるのか?」

そういった疑問を我々に突きつけるアルバムとなっている。

 

管理人のおすすめ!

 

癒やしのアコースティックポップ THE CHARM PARK「standing tall」

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今回紹介するのは、THE CHARM PARKのミニアルバム「standing tall」

 

standing tall = 胸を張る、自信を持つ

 

THE CHARM PARKとは?↓

韓国系アメリカ人のシンガーソングライターTHE CHARM PARKのソロプロジェクト。マルチプレイヤーで、このアルバムもほとんど一人で完成させるというツワモノ。

 


音楽性

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運命だの、愛だの、平和だの、何か歌を歌う時、人は少し大げさになりがちだ。


そして、なるべく多くの人へ向かって歌っているようにも聴こえる。


THE CHARM PARKの場合は少し違う。


なるべく多くの人へというより、私個人へ向けて歌ってくれているような、そんな素朴でパーソナルな安心感がある。


聴こえてくる音もアコースティックギターの爽やかな音が多く使われている。

ギターソロは暴れまくっているが、あくまでもクリーンな音色。


一つ一つ丁寧に、しかも鮮度を失う前に勢いを保ったままリリースしたかのような、芳醇なサウンド


かなり早いペースで楽曲を発表しているが、そのクオリティはさらに研ぎ澄まされていく。


若い才能とは本当に素晴らしいものだ。(誰目線?)


アルバム収録曲


THE CHARM PARK / Still in Love (Lyric Video)


私が今回のアルバムで一目惚れならぬ、ひと聴き惚れした曲。

THE CHARM PARKの作品は初期からほとんど聴いてきたが、この曲が一番好きかも。

 

 

 


THE CHARM PARK / Ordinary (Music Video)


Ordinary  =「普通」という意味の言葉。
大げさな事を歌うのではなく、ふとした幸せを歌うTHE CHARM PARKにぴったりの言葉ではないだろうか。

 

 


THE CHARM PARK / 花が咲く道 [Official Music Video]


実はゴリゴリの早弾き志向のTHE CHARM PARKのギターテクがわかる曲。
弾く必要がある時しか弾かない、彼のバランス感覚は素晴らしい。

 

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ゆとり、脱力系バンド LUCKY TAPES「Cigarette&Alcohol」

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今回紹介するアルバムは、LUCKY TAPES「Cigarette&Alcohol」です。
 
このバンドの3つの特徴をあげてみると↓
 
1.肩肘張らずに聴ける脱力系の音楽
 
2.パーティーのBGMに合う
 
3.似たような音楽ばかりのJ-POPのランキングに飽きたけど…やっぱりJ-POPが聴きたい!人に捧げたい
 
 

LUCKY TAPESとは?f:id:no3b312:20191205234251j:image

日本の三人組バンド。
ということしか情報がありませんでしたw
 
前身はslow beachというバンドらしいです(知らん)
 
後述しますが、ホーンセクション、女性コーラスをふんだんに取り入れたパーティサウンドが要。
 
このバンドの特徴はなんと言っても、脱力系のボーカルですw
 
秦基博EXILEミスチル、などなど、J-POPのボーカルは、ほとんどが熱唱系です。
 
それに加えて声も特徴的だったりするので、好みにもよるでしょうが、私の場合は聴いていて疲れる音楽が多いな、と思っておりました。(だから基本的には洋楽が好きです)
 
しかしこのLUCKY TAPESは、見事なまでに脱力しております。
 
喉がちぎれんばかりに歌う人が多いJ-POPの中では、かなり貴重な存在でしょう。
 
まさにゆとり系J-POP!
 

音楽性

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最初に紹介したように、まず耳に入るのは脱力系のボーカル。
 
高い音になると無理せず裏声を使う…力ずくで高い音を出すことに心血を注ぐ、その他大勢のボーカリストとは一線を課すスタイルです。
なので全く肩肘張らずに聴けます。
 
メロディはかなり優秀です。何回か聴けば口ずさめるほどメロディアス。
 
リズムも重苦しくなく、軽快で、ブラスをふんだんに入れたアレンジはまさにパーティーソング。
 
歌い方はかなり脱力していますが、歌詞の内容はなかなか重苦しいものも多く、そこらへんのバランスのとり方もうまいです。
 
この歌い方でヘラヘラした歌詞を乗せると、全く説得力のない音楽になってしまっていたでしょう。
 

アルバム収録曲紹介

三人組バンドとありますが、かなりの大世帯でライブ。
意識高そうなミュージシャンが勢揃いしておりますw
 
 


LUCKY TAPES - レイディ・ブルース (Official Music Video)

ノリノリなパーティソング。自然と体がスイングしてきます。 



LUCKY TAPES - TONIGHT! (Official Music Video)

まさに日本人の得意とする緻密なアレンジ。しかし全くくどくない、何度でも聞きたくなる音楽に仕上がっております。

 

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禁煙して4ヶ月 ~喉が高校生に戻りました~


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禁煙して4ヶ月が経ちました。

 

禁煙についての記事はこちら

 

 


多少、ニコチンが体から出ていく時の反動で気分が優れない時もありますが、間違いなく体のだるさは消えました。


今年の最初から原因不明の体のだるさに悩まされていましたが、もはや完全に治るのも時間の問題でしょう。


それと同時に、私の喉にも異変が起きました。


私は趣味で弾き語りをしているのですが、そこまでレパートリーもなく、素人なのでたくさんの人に混じってしかライブには出られません。


なので一回のライブでは多くても4~5曲ぐらいしか歌いません。


しかも月に多くて3回ほど、大体は2回しかでないので、タバコを吸っていても何とか歌えていました。

 


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しかし練習などで、何回も歌うとなるともう駄目です。


あっという間に声がガラガラになるので、ライブの日の前々日に練習をしていました。

 

 


それがなんということでしょうか。

 

 


この前知人と二人でカラオケに行けたのです。


弾き語りを始めてからほとんどカラオケには行っていません。


しかも今回は久方ぶりに二人。


つまり、5分おきに歌わなければならないという状況。


これは喫煙していたのなら、間違いなく乗り越えられないレベルの困難でしたでしょう。


二人でかなりのペースで歌いましたが、ほとんど声は枯れませんでした。

 


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私はカラオケ世代の人間ですので、学生の頃はこれでもかというくらいカラオケに通い詰めておりました。


高校生の頃はタバコを吸っていなかったので、かなりのペースでカラオケに行っても全然平気でした。


しかしタバコを吸うようになってからは、カラオケから段々と遠ざかるようになってきました。


若い頃はタバコをガンガン吸っても歌えていましたが、歳を取るに連れ、声が枯れるのが早くなり、その状態が恐ろしくなり、カラオケから遠ざかってしまったのです。


そしてこの前、数年ぶりのカラオケ。
しかも二人。


これはタバコで焼けた喉では、とても乗り越えられないようなミッションと言っても過言ではないでしょう。

 


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まだ完全ではないですが、かなり喉の調子が戻って来ました。


昨日も弾き語りの練習をしていたのですが、10曲は歌ったでしょう。
それでも朝起きても喉に痛みがありません。


タバコを吸っていた頃なら、まずありえません。


どれだけ歌っても、その後のど飴を舐めて寝たら、ほぼ回復しています。


健康な体なら、これが当たり前なのかと愕然としました。

いかにタバコが喉を痛めつけるのか、ということを改めて思い知ることとなりました。


タバコを吸っていても全く声が衰えない人もいますが、そういう人は少数派です。ほとんどの喫煙者は、喉が潰れてしまっています。


何のためにタバコを吸うのか、よく考えて火をつけましょう。
 

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斉藤和義弾き語りツアー 「TIME IN THE GARAGE」

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ついに発売されました!!!

 

斉藤和義弾き語りツアー「TIME IN THE GARAGE」


有名になった今となっても、定期的に弾き語りツアーをやっている斉藤和義

 

きっと一人が好きなのでしょう。


前回の弾き語りツアーがめちゃくちゃよかったので今回も即購入。

 

 

前回の弾き語りツアーの記事


登場


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プロのライブというのは演出も考えられています。この始まりにいきなりヤラれました。


ステージが暗転すると同時に、車のエンジン音のSEが流れます。

 

 

 


ドゥルルルル…ズゥゥゥン…

 

 

 


エンジンを切り、ドアが開かれ、閉じる音。

 

 

 


ガチャッ、バン!!!

 

 

 


そして靴がコンクリートを鳴らす音

 

 

 


カッカッカッカッ…

 

 

 


そう、段々と斉藤和義が近づいてくる感じがするのです。

 

 


そしてステージ横にある扉の窓ガラスが明るくなります。

 

 

 


もうすぐそこに和義さんが!!!

 

 

 


ついに扉が開かれます。

 

 

 

 


ウアァアアァアアアアア!!!

 

 

 

 


観客の割れんばかりの大歓声、しかし本人はいつもどおり、ひょうひょうとした表情でギターを構えます。

 

 

 


斉藤和義 「弾き語りツアー2019 “Time in the Garage”」(Trailer)


ライブの感想

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まずはご挨拶とばかりに一曲目はヒットシングル「月光」


前回の弾き語りツアーも一曲目は「やさしくなりたい」をカマしてきました。


やはり何事も掴みが肝心だと言うことでしょうか、ヒットシングルを出し惜しみなく持ってくるのがニクい!!!


序盤にも関わらず、「ずっと好きだった」「あこがれ」「cheap&deep」と名曲をこれでもかと投入。


斉藤和義のスゴさは、なんと言っても作曲センスです。


いい曲を作れるというのは、それだけライブも色んなバリエーションで展開できます。

 

これがもし一発屋だったら、ヒット曲を最後の最後に持ってくるライブしかできないでしょう。(もしくは何回か歌うか)


前回の弾き語りライブも良かったですが、今回もまた違った凄さを感じました。

 

ギターの可能性


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このライブでは沢山のギターを使います。


アコギだけでもかなりの種類。

1本なくなってもわからないくらい大量に用意されています。


他にもエレキギター、リゾネーターギターという特殊なギター、クラシックギターと、ギター好きにはたまらない、ギターの可能性を存分に堪能できます。


しまいにはピアノ、ドラムまで披露します。これで盛り上がらないはずがありません。行きたかった


これだけ沢山の弾き語りをしましたが、最後の最後「Endless」という曲はシンプルな演奏。


余裕さえ感じられるステージングでした。


まとめ


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斉藤和義の核はなんといってもギターです。


この弾き語りライブを見て、改めてギターという楽器の可能性を感じることができました。


ギターの原型ができて100年あまり立ちましたが、今なおまだ人々を魅了し、可能性を開拓していく楽器。


私もその魅了に取りつかれた一人ですが、このライブを見てさらに好きになりそうです。

 

 


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全てが規格外のレベル!The engy 「talking about talk」


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今回紹介するアルバムは、The engy 「talking about talkです。

 

The engy(ジ・エンギー)

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京都府の大学出身の4人組バンド。主に関西で活動中。メジャーデビューミニアルバム

「talking about talk」を発売。


音楽性


the engy - Touch me


まず最初に気付くのは、詞のほとんどが英語です。

しかもソウルフルな歌唱なので、マジで洋楽と間違えます。

しかしその流れでたまに入ってくる日本語も、なんとなく英語に聴こえてしまう…という錯覚に陥ります。


アレンジ 


the engy - Still there?

 

派手だが、過剰ではない


バンドという位置づけですが、音楽性としてはかなり多彩です。


シンセや打ち込み、コーラスも分厚いので聴いていて飽きがきません。


かなり音を重ねていますが、過剰な感じは一切ありません。あくまでも世界観を作る為のアレンジと言えるでしょう。


最近のJ-POPにありがちな、必要もないのにオーケストラやピアノを入れるという失態もありません。


ギターが核にはなっていますが、骨太なバンドサウンドという訳ではありません。

 

メロディ


the engy - Sick enough to dance


まずシンプルに歌が良いです。


普通メロディに重心を置くと、リズムが重くなりがちなのですが、The engyの場合、リズムはあくまでも軽快です。自然と体が動くサウンド


全9曲、31分とコンパクトなアルバムとなっていますが、聴き応えは抜群です。

 

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