青春のエキサイトメント
ごきげんよう。管理人の吉岡です。
今日はあいみょんメジャーアルバム「青春のエキサイトメント」をレビューしてみたいと思う。
まず全体をざっと聴いて感じたのは、タイトルと歌詞の内容のイメージが異なっているということ。
「憧れてきたんだ」
・私が知ってるナイスガイなアクター。数年前にブタ箱ん中
「いつまでも」
・死んだ友達がさぁって語れば売れんのか?
などなど・・・
ありふれた題名だが、中身はかなり挑発的。
「クソが」という言葉も割と多く出てくる。
そして多いのが、男目線で書かれた詞。
正直なところ、シングル以外でパンチのある曲はあまりない。
メジャーファーストにしては内容が薄いと言わざるを得ないだろう。
詞にひっぱられるようなサビの曲が多く、あまり印象に残らない。
おそらく詞先で作っている曲が多いのだろうが、あまりうまくハマっていない。
シングルを聴きたいなら聴く価値はありそうだが、アルバムとしては少し薄味だ。
個性4
アレンジ4
革新性3
演奏力3
総合3
シングル曲の完成度は素晴らしい。
詞の内容も現代にマッチしている。
しかし先に述べたが、シングル以外の曲にパンチがある曲があまりない。
詞に引っ張られてメロディーがのっぺりしてしまっている曲が多い。
アルバム全体としての完成度が高くなければ、真のファンはついてくれない。
まだまだソングライティングはこれからのアーティストであろう。