平成最後の夏
今週のお題「#平成最後の夏」
ごきげんよう。管理人の吉岡です。
来年から元号が変わるので、今年が平成最後の夏となる。
結論から言うと、大したことができていないどころか、小さなことさえできていない。
夏らしいことなど何もしていない。
毎日暑いな、と思うくらいしか夏を身近に感じられない。
最近気付いたのだが、私は夏の歌が好きだ。
ひと夏の恋とやらをしたことがあるからか、それが失恋の曲だとなおいい。
恋愛というものはいつの季節でもいいものだが、やはり夏の恋が一番印象に残るように思う。
夏の恋に憧れながらも、今年も特に誰と出会うわけでもなく、セミの鳴き声も段々と小さくなり、夜には鈴虫が鳴くようになった。
私は未だに、一人でいることに慣れることができない。
たまに何年も付き合うひとがいなかったら、段々面倒になるという人もいるが、私には理解できない。
今年の夏もひとりだった。
人と人とが関わるのは、とても疲れたり、気が滅入ったりする場合もある。
そんな時はそっと手放して、また新しい出会いを探せばいい。
冷たく感じられるかもしれないが、それが私が30年余り生きてきて学んだことだ。
寂しさで人と一緒いても、悪い結果にしかならない。
求める心さえ忘れなければ、新しい出会いは必ず訪れる。
平成最後の夏を一緒に過ごせる人がいなかったのは残念だが、また夏はやってくる。
希望を捨てたり、期待しなくなるのは簡単だ。
もちろん期待しすぎるのも違う。
ちゃんと声に出してこそ、行動に移してこそ、期待は具体的な形を持つこともある。
その責任を担うのは運命ではなく、自分自身なのだ。