プログラミングを学んでみよう。 始める前に#001
2020年から義務教育に取り入れられることになったプログラミング。
よく聞く言葉だが、謎の部分もかなり多い。例えば、
・何を選べばいいのか
・何ができるのか
・どのようにして学べばいいか
などなど。
これから生きていく中で、避けては通れないプログラミングの世界を少しでも知っておきたい。
しかしあまりにも世界が広すぎるので、今回はプログラミングを始める前の予備知識を紹介していきます。
動的なコンテンツ、静的なコンテンツ
まず初めに知っておかないといけないのは、静的なコンテンツと動的なコンテンツの違いである。
いきなり何のことかと思われるだろうが、基本的に私たちに馴染みのあるサイト、ブログ、アプリなどは全て動的なコンテンツということができる。
・静的なコンテンツ
いつ誰が見ても同じ。
・動的なコンテンツ
見る人によって表示されるものが違う、もしくは更新される。
静的なコンテンツとは、いつ誰が見ても同じサイトである。文字や画像が表示されているが、常にその状態。
動的なコンテンツとは、同じサイト、同じアプリでも見る人によって表示されるものが違う、もしくは更新されて新しい状態になるコンテンツである。
例えば私のスマホに入っているツイッターを見た時と、あなたのスマホに入っているツイッターを見た時は 同じツイッターのアプリであるのに 、別のものが表示される。
我々が当たり前と思っていることでも、それは動的なコンテンツであるから可能なことなのである。
つまり、現代のサイトやアプリはほとんど全てが動的なコンテンツといっていいだろう。
HTML・CSSとは?
先程紹介した、動的なコンテンツこそ、プログラミングが可能にしているものである。
静的なコンテンツに動きを加えるのが、プログラミング言語なのだ。
つまり、静的なコンテンツを学ばなければ、動的なコンテンツ、すなわちプログラミングをする事はできないのである。
その静的なコンテンツの代表こそ、HTML・CSSなのである。
プログラミングを始める前に
昨今ではプログラミングを学べ!などと言っているが、その前にHTML・CSSで静的なコンテンツを作り、それに動的なコンテンツを重ねていくのが順番として真っ当である。
その理由に、初心者でもできる!などと謳っているサイトなどでも、HTML・CSSのことは知っている前提で話を勧めていたり、もしくはこの部分はあまり深く考えずに丸写ししてください的な指示をしている場合が多い。
確かに丸写ししただけでもある程度のことはできるようになるが、仕組みがわかっていなければ応用することもできない。
まとめ
いかかだったでしょうか。最後にまとめてみましょう。
・世の中のコンテンツは、静的なコンテンツと動的なコンテンツに分かれている。
・我々が普段見ているものは、全て動的なコンテンツである。
・動的なコンテンツこそプログラミングでできることであり、プログラミングを学ぶ前に静的なコンテンツの代表であるHTML・CSSを学ぶ必要がある。
次回もまた、予備知識を学んでいきます!