ロックとアニソンのハイブリッド。ヨルシカ「夏草が邪魔をする」
今回オススメするのは、ヨルシカ「夏草が邪魔をする」です。
その音楽的特徴や、聴きどころを紹介していきたいと思います!では早速いってみましょう!
ヨルシカとは?
・メンバー
n-buna(ナブナ) ギター・コンポーザー
suis(スイ) ボーカル
上記二人の音楽ユニット。
派手なロック調の曲に、淡々としたボーカルが妙にマッチしております。
ギターが暴れておりますが、きっちりと作り込まれているので飽きが来ないアレンジとなっております。
音楽的特徴
・ロックとアニソンの間
現代風のアニソンといえば…
・歌唱力がクドい女性ボーカル
・昔風の「いとをかし」的な歌詞
・きついビブラート+ロングトーン
そういったアニソンは個人的には苦手だ。
しかしヨルシカでボーカルをとっているsuisは、声質的にはアニソンっぽいのだが、歌い方はわりと淡々と歌っている。こういう歌い方、私的に超好みである。
・ギターリフがかっこいい。
J-POPであるからメロディの良さは当たり前だが、ちゃんとギターリフの存在感もある。ギターキッズにも刺さるような曲作りをしているのだ。
・一見派手だが、実はシンプル
ヨルシカの最も素晴らしい点はそのアレンジにあるだろう。かなり派手にしている部分もあるが、それ以外のところは抑えていたりと、緩急をわきまえたアレンジだ。
散らかっているようでも何回も聴くとちゃんと一貫性のあるアレンジとなっていたり、かなり練られたアレンジだ。
悲しいことに、アレンジというのはきれいにすればするほど、気付かれにくくなってしまう。アレンジャーとは縁の下の力持ちなのだ。
昨今では打ち込みサウンドでできている曲が多いのでこういった曲を作る人たちがいるのはロック好きとしては嬉しい限りである。
オススメの曲
・もっと
・雲と幽霊