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斉藤和義 弾き語りツアー2017 雨に歌えば

今回紹介するのは、シンガーソングライター斉藤和義のライブ映像「弾き語りツアー2017 雨に歌えば Live at 中野サンプラザ 2017.06.21」です。

 


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今でこそ有名になってツアーを回るときはバンド形式ですが、斉藤和義はメジャーアーティストにしては珍しく、定期的に弾き語り形式のライブを行っています。


私のように趣味で弾き語りをしている人にはもちろん、それ以外の人にもおすすめできるライブ映像作品となっています!


セットリスト

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01.雨に歌えばのテーマ
02.やさしくなりたい
03.Are you ready?
04.歩いて帰ろう
05.メトロに乗って
06.それから
07.かすみ草
08.新宿ララバイ
09.夢の果てまで
10.遺伝
11.はるかぜ
12.映画監督(ピアノ)
13.歌うたいのバラッド(ピアノ)
14.いたいけな秋
15.傷口
16.カーラジオ
17.ベリーベリーストロング
18.I Love Me
19.行き先は未来


アンコール
20.ずっと好きだった
21.空に星が綺麗
22.やわらかな日
23.ギター

 

 

 

 

 

 


通常のアルバムツアーではないので、かなり昔の曲から最近の曲までバラエティにとんだ内容となっています。


アコギ、アコギ+ハープ、12弦ギター、リゾネーターギター、ダブルネックギター、ウクレレ、ピアノ、エレキギターといった様々なタイプのギターを使用している。が、その殆どは斉藤和義のトレードマークにもなっているギブソンのギター。死ぬほど音がいい。


01.雨に歌えばのテーマ〜07.かすみ草

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まずいきなり一曲目が大ヒットシングル「やさしくなりたい」!!!


もったいぶらずに大ヒットナンバーを頭に持ってくることによって、一気に観客の心を鷲掴みにする。


実はデビューしてもう25年もたっている斉藤和義。そこらへんの一発屋と違って、いい曲はたくさんあるのだ。


変に出し惜しみをせずに要所要所でヒット曲を持ってくることができるのが、大御所のいいところ。

 


08.新宿ララバイ〜14.いたいけな秋

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中盤は少し雰囲気を変えたステージングになっている。


ボーカルにエフェクトを付けたり、エレキギターとドラムマシンを使って1人バンド形式っぽくしてみたり(本人曰くチンドン屋)、普通の弾き語りとはちょっと違う面白さが堪能できる。


映画監督と歌うたいのバラッドはまさかのピアノで弾き語り!


そう、斉藤和義はすべての楽器を一人で演奏してアルバムを作ることさえある、ひとり上手の男なのだ。


15.傷口〜19.行き先は未来


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終盤は怒涛の盛り上げ!!!


傷口、カーラジオ、ベリーベリーストロング、I Love Meとぶっ倒れてしまうんじゃないかと思うほど、激しくギターをかき鳴らし、シャウトする!!!


普段はただのエロオヤジだが、滝のような汗を飛び散らして弾き語る姿はまさにプロの貫禄。


アンコール


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やらずに終わってしまうんじゃないかとヒヤヒヤしていたが、まさかのアンコール一発目に「ずっと好きだった」!!!


一人で2時間以上演奏し続けてもなお難しいフレーズの曲を持ってくるとは、斉藤和義おそるべし。


最後の最後は「ギター」という曲をウクレレでサラッと演奏して終了。


一人のライブとは思えないボリューム感だった。


終わりに


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普通ライブ映像といえば、アリーナで大勢のメンバーを引き連れて、花火や爆発物をド派手に打ち上げて映像映えするようなものにしがちだ。


しかしこの作品は、あくまでも楽曲の素の良さと、斉藤和義という一人の人間にフォーカスを当てているように思う。


派手な演出もなし、トークもグダグダだが、斉藤和義というミュージシャンを深く知ることができる名盤だとおすすめできる。


ファンの方はもちろん、ライブに行ってみたいけどそれは面倒くさい人や、私のような地方に住んでいてライブにあまり行けない人にぜひ見てもらいたい。

 

 

 

 

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