増税前にタバコとオサラバしよう!「読むだけで絶対やめられる!禁煙セラピー 著 アレン・カー」 その1
この本はこういう人にオススメです!
1.増税前に本気で禁煙したい
2.色々試したけど失敗した
3.なるべくお金をかけたくない
私は喫煙者です。
最近妙に体が疲れると思ったら、いつの間にやら10年ほど吸っていました。
藁にもすがる思いで買ったのがこの本。
結論からいうと、私はこの本でタバコをやめられました!自分が一番驚いております。
正確に言うとやめられたというか、読むにしたがって次第に吸いたい気持ちがなくなってくるのです。
手元にあって吸おうと思えば吸える状態であっても、吸いたいと思わないのです。
なんだか胡散臭く聞こえるでしょうが、根性とか努力とかは一切必要ありません。
この本で語られるのは、タバコがどういう側面を持っているのかということ。
タバコをやめるためにはまず、タバコがどういうものなのか知ることから始めます。
そしてどんなふうに考えれば、再び吸いたい気持ちが起き上がってこないのか、という事。
今回の記事で、この本に書かれているタバコの真実をいくつか紹介してみたいと思います。
タバコをやめたい理由を考えてもムダ
ほとんどの喫煙者が陥るのは、タバコをやめたい理由を並べ立てることです。
一見理に適っているように思えますが、これは全くの的外れといえます。
というのも、タバコは百害あって一理なしという事実は、誰より喫煙者が理解していることだからです。
健康にも悪くてお金もかかる。匂いもきつい。社会的評価もどんどん下がってきています。
元々害しかないのに、これからさらにその害は増えていくことでしょう。
この本の考え方は全く逆です。「なぜあなたはタバコを吸うのか、理由を答えられますか?」という問をこちらに投げかけてきます。
本当にやめたいと思うのなら、この問に対する答えを考えてみてください。
どんな時にタバコを吸いたいか
私が最も目からウロコが落ちたのはこの部分でした。
タバコを吸いたいと思う時は、大体次の4つの場面です。(もしくはその混合)
1.緊張している時
2.集中している時
3.ストレスを感じた時
4.リラックスしている時
しかし考えてみてください。眠っている時以外で、この4つの状態に当てはまらない時があるでしょうか?
そう、まずありえないのです。
つまり、起きている限りは、あらゆる事がタバコを吸う言い訳になりうるという事なのです。
考え方を変えなければ、タバコをやめることは不可能というわけなのです。
タバコは連鎖反応
何年、何十年とタバコを吸っている人に言ってみてください。そのタバコ1本の値段はウン十万円だと。
何を大げさなと思われるでしょうが、考えてみてください。
どんなヘビースモーカーでも、人生で最初の1本があったはずです。その1本はとてもまずく、咳き込んでしまったはずです。
「こんなまずいものの中毒になるはずがない、いつでもやめられる。」
そう思って気付けば何年経ってしまったでしょうか。(私は10年吸ってました)
もしその最初の1本を吸いさえしなければ、今火をつけたタバコも存在しなかったはずです。
こんなふうに考えると、タバコ1本の値段がウン十万円で、これからさらにその値段は上がっていくと考えるのは大げさなことではないでしょう。
タバコをやめるのに一番いいタイミングは?
それは今です。
○先生のようですが、冗談ではありません。
というのも、喫煙者なら禁煙を試みて、失敗してなおさら本数が増えて、もとより悪化するという事態は誰しも経験済みでしょう。
するとこういう考え方に陥ります。
「明日朝目が覚めたら、吸いたい気持ちがなくなっていればなぁ」
タバコを吸わない人なら笑ってしまうような考え方でしょうが、本気で悩んでいるのに失敗した喫煙者なら誰もがこの状態になります。(私も何度もなりました)
バカみたいですが、最終的には神頼みになるのです。
ではここでタバコの真実を書きます。
どんな理由があろうと、タバコを吸うのは依存症であり、ニコチン中毒です。
依存症の症状とは、欲望が膨れ上がり、制御できなくなる状態です。
つまり、悪化することはあっても、自然に治ることなどありえないのです。
この事実をよく胸に刻み込んでおかなければ、しばらく吸わなかったとしてもまた吸い始めることになります。
明日になればなおさら、明後日はさらに難しくなります。だからやめるのに一番いいタイミングは今なのです。
続きはこちら!
その2
その3