増税前にタバコとオサラバしよう!「読むだけで絶対やめられる!禁煙セラピー 著 アレン・カー」 その3
この本はこういう人にオススメです!
1.増税前に本気で禁煙したい
2.色々試したけど失敗した
3.なるべくお金をかけたくない
この記事はその3です。
まだその1、その2を読んでいない人は、まずそちらを読んで見てください。
その1
その2
タバコを吸う理由を論破してみる
その1の記事で「タバコを吸う理由を答えられますか?」という問を出しました。
それらの主な理由をこれから全て論破していきます。
1.おいしいから
2.習慣になっているから
3.口元、手元がさみしいから
4.周りが吸っているから
1.おいしいから
上の画像の彼を見てください。
とてもおいしそうにタバコを吸っていますね。
しかしタバコをおいしいと思うのは、ただの幻想です。
あなたが他においしいと思うものを考えてみてください。
お寿司やハンバーグ、カレーでしょうか。食べ物でも飲み物で何でも構いません。
そういったおいしいものは、確かにあると嬉しいです。しかし、ないならないでも特に平気ではないですか?
なのになぜタバコだけはないと不安になったり、パニックになったりするのでしょうか?
さらにもう一歩考えてみましょう。
あなたがおいしいと感じて、いつも吸っている銘柄があると思います。それを買いに行った時、もしその銘柄がなかったとしたら?
その銘柄が発売中止になったら?
そうなったら、あなたはタバコをやめるでしょうか?
いいえ、やめるわけがありません。他の銘柄を買うでしょう。本当のところ、タバコにおいしいとかまずいとかは一切関係ありません。
つまり、おいしいからタバコを吸うという考えは、ただの言い訳なのです。
2.習慣になってるから
これもおいしいとならんでありがちな理由です。しかしこれも根拠にかけます。
あなたはタバコ以外にも習慣はあるはずです。
歯を磨いたり、お風呂に入ったり、ジョギングしたり、色々あると思います。
しかし、それらはうっかり忘れてしまうこともあるし、仕事で疲れてできなかったりすることも多少はあるはずです。
ジョギングや勉強など、間違いなくいい習慣でさえ、ちょっとしたことがきっかけでやめてしまうこともあります。
なのになぜ、タバコだけは一日も欠かさずに吸っているのですか?
あなた自身や、あなたの周りの喫煙者から、「昨日はうっかりタバコを吸うのを忘れてたよ、あはは」なんて話を聞いたことがありますか?
私は10年タバコを吸っていましたが、そんな話は一度も聞いたことがありません。
つまり、喫煙を習慣と考えるのは不自然なのです。
習慣ではなく、タバコ依存症になっていると考えるほうが妥当でしょう。
3.口元がさみしい、手元がさみしい
(上の画像を見てください。彼がおいしいと思いこんでいるタバコはコーヒーの味でよくわからなくなっているし、そのコーヒーの方もタバコで味がわからなくなるという残念な状況です)
これもありがちな理由ですが、これも根拠にかけます。
百歩譲って、口元や手元がさみしいというところまではわかります。
しかしなぜ、それに火をつける必要があるのですか?
口元がさみしいなら、タバコを口にくわえているだけでいいのではないですか?
手元がさみしいなら、タバコを手に持っているだけでいいのではないですか?
あなたはただ単に、タバコの事を考えずにはいられなくなっているだけなのです。
4.周りの人が吸っているから
おそらくこれが一番ありがちな理由でしょうが、これもおかしな考え方なのです。
あなたはタバコを吸いすぎて、自分に自信を失っているだけなのです。
たしかに一見みんなで楽しくタバコを吸っているように見えます。
しかし実際のところは、喫煙者同士で集まって、誰かがやめないようにお互いを見張っているだけなのです。これが健全な関係といえるでしょうか?
それにもし他の人がそうしているから自分もそうするというなら、誰かから「今から銀行強盗しようぜ」と言われたらやるのですか?
元々あなたはそんなに意志の弱い人間ではないはずなのです。
タバコをやめると、何事もちゃんと自分の意志で決めたいと思うようになります。
つづく
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その1