なぜスマホの画面をスライドさせるのは楽しいのか?
みんなにも当てはまると思うが、私はスマホが好きだ。
それでもスマホの画面をスライドさせてしまう。
究極、アプリを起動しなくてもいい。
アプリがズラッと並んでいる画面を右から左へ、上から下へスライドさせているだけでも楽しい。(私は少し疲れているのか?)
なぜなのだろうか。
実際に動かしているわけではないが、スマホの画面をフリックすると、モノが移動しているように感じる。
ここにヒントがあるような気がする。
モノを移動させるには、大なり小なりチカラが必要だ。
しかし、スマホの画面をスライドさせるのには、殆どゼロと言っていいほどのチカラでいい。
太古の昔、我々の祖先が初めてモノを使い始めた頃からどれだけの時が経っただろう。
そこまで振り返ってみても、スマホの画面のように殆どゼロのチカラでモノを動かせているという感覚は初めてなのだ。
スマホの画面をスライドさせることにより、我々は魔法を使っているような感覚を覚えるのではないか。
言うなれば、妖術使いや、神にでもなったかのような感覚。
我々はその感覚に酔いしれているから、スマホに依存してしまうのではないか。
特に用もないのに、我々はとりあえずスマホの画面を起動させる。
そこでニュースを読んだり、ラインの返事を書いたり、You Tubeを見たり、私のようにただ画面を右から左へスライドさせたり…
神に憧れるがゆえに、地に落ちた堕天使…それは我々人類なのかもしれない。
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