命日
今日は私の祖父の命日です。
4年前に亡くなりました。
大人になってから身内が亡くなるというのは初めての事だったので、とても悲しかった。
しかし4年たった今、祖父の事を思い出す事が少なくなってきた事も事実です。
忘れていくことに罪悪感を覚えるのはなぜなのでしょうか?
私の祖父は病気で亡くなったのですが、年齢としては男性の平均寿命を超えていたので、老衰と言っても間違いではないでしょう。
それなら我々身内も、悲しいのは間違いないですが、納得するしかありません。
思い出して苦しんだり、罪悪感を味わうために命日があるわけではないはずです。
昔見たテレビで、妻に先立たれた男性が言った言葉を紹介します。
「今は会えなくて寂しいけど、遠距離恋愛をしているようなものです。いつかまた会えますから」
少し後ろめたい気持ちはありますが、亡くなった人ではなく、今そばにいる人を大切にすることが、生きるということなのではないでしょうか。