Story of my life

日常に転がる疑問を掘り下げるだけ掘り下げて放置

最期の親孝行

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私(34才♂)、去年の終わりに祖父を亡くしました。

 

 

 


身内が亡くなるのは本当に辛いことです。今でもまだどこかにいるんじゃないかと思います。

 

 

 


大切な人の死は悲しいですが、祖父は86才だったので、大往生といえば大往生です。

 

 

 

 


それに、眠っている間に心筋梗塞で亡くなったらしいので、おそらくは安らかな死だったのかなと思います。

 

 

 

 

 


炎上覚悟でいいますが(!)、私が思うにこの高齢化社会においては、上の世代から順番に死んでいけるのは、一つの幸せではないかなと思います。

 

 

 

 


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生きている限り、死は避けられません。それならせめて、祖父母、両親、自分と死んでいけることは、せめてもの慰めになるのではないでしょうか。

 

 

 

 


世の中には自分の子どもに先立たれた人も数多くいます。それはこの世で最も悲劇的なものだと思います。

 

 

 

 


その点、私は独身で守る人もいないので、いつ死んでもいいかなと思っておりましたが、祖父の死で考えが変わりました。

 

 

 

 

 


最低でも両親よりは長生きしなければいけないと。

 

 

 

 

 


いい会社に就職する、結婚して孫を見せる、肩たたきをするなど、親孝行には様々なものがあります。

 

 

 

 


しかし最期にできる親孝行は、親を看取り、骨を拾うことだと思います。

 

 

 

 


その後は、自分を看取ってくれる人と人生を共にできたら、そんな素晴らしい人生は他にないのではないでしょうか。

 

 

 

 


おわり