人間って、強欲

去年は丸々1年、コロナ渦でほとんど何もできませんでした。

私は結構インドア派なので別に平気かなと思っていたのですが…

マジで廃人になりそう

人間、あまりに何もしないと気力・活力といった生命エネルギー（？）が枯渇していきます。

なんだか何もするのも面倒になって、そうなってくると新しい事をする事が怖くなってきます。

もう一生このままでいいかな、なんて気がしてきます。

不思議ですよね、人間は衣食住さえあれば生きていけるはずなのに、衣食住だけでは生きていると感じられない。

なんて欲張りな生き物！

なぜ人間は、生きているだけでは満足できないのでしょうか？

私は何不自由なく暮らしていますが、やはり何か物足りなさを感じています。

このブログだって、趣味のギターだって、1円にもならないのに多くの時間を費やしています(笑)

ただ会社に行って給料をもらってさえいれば死ぬことはないのに、なぜか余計なことの方に魅力を感じてしまう。

それはきっと、好奇心がある人間の方が生き残ってこれたからではないでしょうか。

想像してみてください。

かつてまだ人類が文明を築く前、少人数で狩猟生活をしていた時代。

ただ狩りをしてほそぼそと暮らしていけばよかっただけなのに、そのうちの1人が「海の向こうには一体何があるのか？」その事が気になって仕方なくなり、周りの反対や嘲笑を受けながらもまだ見ぬ世界を目指した。

すると数年後、気候が変動し、今までのような狩猟生活ができなくなり同じことをして食いつないでいた人は皆死に絶え、新天地を目指した者だけが新しい気候に適応することができた。

こんなストーリーが繰り広げられていたとは考えられないでしょうか？

だから本来我々人類は、同じことをずっと続けられるようには出来ていないのです。

元々は常に変化していたい生き物なのに、社会を安定させるためにはみ出しものを排除するような常識が出来上がり、皆が自分を抑え込むようになった。

そして今、社会があっという間に移ろうという時代になっています。

これからは同じことをしているだけでは生き残れません。

まだ見ぬ土地を目指す勇気を持ちましょう！

もちろんその土地を見なくても、死にはしませんが…(笑)

 
おわり

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