隣人にパン
私(34才♂)の働く部署では女性が数名いるので、バレンタインにはチョコを貰います。
女性のそういう所って見習わないといけませんね、やっぱちょっとそういうイベントとかあれば、退屈な仕事場でも少しだけほっこりできる瞬間ができますから。
そんな感じでチョコを貰ったので、ホワイトデーには少しでもちゃんとしたものをお返ししたいと、結構ガチめにチョイスした私。
優柔不断な私ですから、30分くらいホワイトデーのコーナーをうろうろしてました。
今はマスクをしていても不自然じゃないというか、むしろマスクをしてないと自然じゃない世の中になってしまいましたが、コロナの前だったらマスクをした男が同じコーナーをうろうろしてたらマジで職質されそうで怖いですよね。
なんて事を考えながらようやく決まりました。我ながらベストチョイスだと思います。
するとなんということでしょう、早く渡したくてウズウズしている自分がいることに気付きました。
誰かの為に何かをするという事が、これほど嬉しいこととは思いませんでした。
「そうか、イエス・キリストもこんな気持ちだったのか…」
などとふざけた事を考えつつも、ついに当日。
自分的には、誰よりもセンスのいいお返しができたと自負しています(爆)
もちろん勝ち負けではないですが、誰かを喜ばせたいとか、そのことについて考えさせられました。
考えてみれば、私は趣味でギターの弾き語りなんてやってます。
私の年代はカラオケ世代ですので、まぁまぁ歌はうまいほうですが、何かを伝えたいから歌っているわけではないので、わかる人にはわかるらしいのです。
「お前は声はかなり出てるけど、何も伝わってこない」
なんてことを言われることもあります。
ヒドくない?
これは当然といえば当然です、私も誰かに何かを伝えたいわけではなく、ただ趣味としてやっているだけですから。
しかしこれからは、誰かに何かを伝えたいというやり方も学ばないといけませんね。
ただやっているだけでは、何も伝わらないか、ほとんど伝わらないかで終わってしまいます。
誰かのために自分は何ができるのか。
そうすることで、自分自身も変わっていけるのではないかと思います。
おわり
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