ゲゲゲのゲス花「五等分の花嫁」
よくあるハーレムもののアニメかと思いきや、段々と面白い方向へ進んでいっているので紹介してみたいと思います。
あらすじ
学年トップの成績を誇る主人公である風太郎が、成績がダメダメな五つ子の家庭教師を引き受ける。
最初はただのバイト代目的のためだったが、徐々に五人の行く末を見守りたいという気持ちに変わっていく。
五人の方も、家庭教師として接していくうちに、風太郎に対して特別な感情を抱くようになっていく…
次女である二乃↑が、主人公の風太郎に告白してから、物語は急展開を迎えました。
同じく風太郎に想いを寄せる長女の一花が、偶然その告白を知ってしまったのです。
この一花という女が、かなりの曲者なのです。
一花は二乃のように正面からぶつかれないので、結構卑劣な手で風太郎の気を引こうとします。
あろうことか、三女の三久に変装して
「一花が風太郎のこと好きって言ってたよ？私応援するね」
などと、裏工作を謀るのです。
（ちなみに一花は三久が風太郎のことが好きだと知っています。）
しかし百歩譲って、これはまだ情状酌量の余地があります。
なぜならこの時、一花は同級生から逃げるために三久に変装していただけで、そこに偶然居合わせた風太郎が三久と勘違いして、その場の勢いで一花は嘘を付いてしまった、そんなふうにも取れる描写だったのです。
しかし！なんと一花はその嘘をもう一度繰り返そうとしたのです！
2回目は完全に狙ってやろうとしていました。
一度なら偶然かもしれませんが、二度目は必然。もう言い訳は通用しません。
結果的には失敗しましたが、もはや一花は超えてはならない一線を超えてしまいました。
おめでとう、これからは一花（いちか）ではなくゲス花と呼ばせて頂きます。
こんなにかわいい女の子にこんなにゲスい事をさせるなんて、作者の人も完全に変態ですね。
そしてそれに興奮してしまう私も変態…変態のパレードですかこれは。
私も今年で35才になります。このアニメの主人公たちはみな高校生。
もはや私は純粋な目で彼ら彼女らの行く末を見守ることができないくらい、汚れてしまいました。
そう、もっとゲスい事を欲している私がいます。
これからは私のことはゲスオカと呼んでください。
私にはこのアニメを見る資格なんてありません。
世界大戦時、まるで人間をただの駒のように扱うウィンストン・チャーチルのような目でこのアニメを見ているのです。
しかし恋愛も戦いの一種だと考えるなら、最後まで見届けるのが軍曹としての責務であります。
五等分の花嫁がハッピーエンドを迎えることを祈って。
おわり
