なぜ職場の責任はわかりづらいのか?
仕事の図面や書類でわからないことがあった時、どこまでさかのぼっても一体誰が責任者なのかわからない時ってないですか?
一体これは誰がゴーサインを出したのか、誰に言われてこんな仕様になったのか…
妙にわかりづらい時がちょくちょくあるような気がします。
同じように自分の仕事においても、どこからどこまでが自分の範囲なのかよくわからないこともちょくちょくあります。
かの有名なアドラー心理学によると、人々の行動には原因があるわけではなく、目的のもとに行動している、と言われています。
つまり人は、責任をあいまいにするという目的で行動してしまっているわけです。
なぜそんなことをするのか私なりに考えてみた結果、こんな答えにたどり着きました。
人は別の誰かに本音を言えない、言う勇気がないから、責任をあいまいにして誰かがやってくれるのを待っている。
他の人に本音を言えない、言う勇気がないから知らず知らずのうちに責任がぼんやりするような仕組みができてしまったのではないかと思います。
言い換えるなら、人に本音を言って空気が悪くなるくらいなら自分が大変な思いをしたほうがマシ。
こんな思考回路を持っている人が多いのではないでしょうか。
働けば働くほど、社会ってよくわかんねぇなぁと思います。
マジで
それはきっと本音を言えない人が多数派な社会ということなのでしょう。
責任をうやむやにしておいて、誰か断りきれない人がやらざるを得ない状況になるのをひたすら待つ、というスタイルが定着しているのではないでしょうか。
だから後手に回ってまた悪化するという悪循環
一体いつになったら私たちの仕事は楽になるのでしょう。
おわり