どういう人生が一番か考えてみた 2/2
前回の続きです
子どもを作らない、という選択肢ですね。結婚はするが子どもを作らず、二人だけで生活するというパターンです。
こういう夫婦が知り合いにいますが、わりかし幸せそうです。お互いに好きなことをやっていてストレスも少なそうです。
私にとっては結婚=子どもというイメージだったので、こういう夫婦がいるのは驚きでした。(もちろん作らないのではなく、できないという状況もありますが)
最後にもう一つのパターンを考えてみます。
結婚して子どもがいて、なおかつそれぞれの自由を尊重できる方法があります。
それは、週休3日制にすることです。
金土日、祝日全て休み、有給全て所得義務にすれば、年間の半分以上は休みになります。
さらに託児所、もしくはベビーシッターの無償サービスなどの福利厚生があれば、結婚して子育てをしつつ、自分たちの自由も確保できます。
なんてことはちょっと考えれば、誰にでも思いつきますよね。
でもそういう世の中になっていない、それはなぜなのかわかりますか?
その理由は、人間は自分で自分のやることを決めることができない生き物で、やることがなければ堕落してしまうからです。
それだけの休みを作るのは難しいと思いますが、個人的には不可能ではないと思っています。ではなぜそうならないのか。政府の人間は、人間がどういう生き物なのかちゃんと理解しているからです。
仕事が面倒だと文句を言う人はたくさんいます。そういった人たちに自由を与えてみてください、あっという間にやることがなくなって間が持たなくなり、ギャンブルや酒に溺れるようになるでしょう。
だから勤労の義務というある程度強い縛りを作り、人間に何かしらの役割を与えているのです。そうすることによって我々は自我を保てているのです。
結婚生活も同じです。結婚して子どもができれば、常にやることがあります。そうなればあっという間に歳を取ります。
自由がないと嘆く人がいますが、そういう人に限って自由を恐れているのです。
何をしてもいいと言われて何かができる人は、そう多くないはずです。もしそういう人が多数派なら、こんな世の中になるはずがありませんから。
あなたは自由を求めていますか?それとも自由が怖いですか?