業務用エアコンの謎
業務用エアコンってありますよね。職場の天井とかに付いてる、無駄に巨大なアレです。
あれだけデカイ図体してて、無駄に大きな音をたてるくせに、異常に効きすぎるか全然効かないかの極端な温度設定しかできないニクいやつです。
かつてミスチルが「白か黒で答えろという難題を突きつけられ」と歌っていましたが、きっとあれは業務用エアコンの事を歌っていたのだろうと解釈しています。
天井が高かったりめちゃくちゃ広い部屋だったらまだわかるんですよ、でも私が今働いている場所はそこまで広くないし、天井も高くありません。しかしそんな部屋に業務用エアコンが二台付いています。
これはつまり、その部屋はもはや真夏にも関わらず冷凍庫みたいな状態になるわけですよ。
しかも私はその業務用エアコンの真下に位置しています。まるで冷凍庫のサバみたいにカチコチになってるわけですよ、真夏に。
マジでひざ掛けを使いたいくらいなんですが、真夏にひざ掛けをつかうなんて完全に頭のおかしいやつじゃないですか。だから必死で我慢しているわけです。
不思議なもので、私は自分が変わり者だと自覚しているのですが、他人からそう思われるのは嫌なのです。
これはビートルズのポール・マッカートニーがジョン・レノンの悪口を言っておきながら、別の人がジョンの悪口を言っていると怒っていたという事実に似ています。
ポールは「ジョンの悪口を言っていいのはオレだけだ。」という名言を残しております。
話がそれました。ようはなぜ狭い場所でもわざわざ業務用エアコンを入れるのか、という話です。
ちょっと広めの場所だったら普通のエアコン二台のほうが全然電気代もかからないと思いますし。
あの巨大な業務用エアコンを一日使うだけで、一体どれだけの南極の氷が溶けて我々に迫ってくるのかと考えると夜も眠れなくなります。
経費で落とせるから業務用エアコンを買っているのでしょうか。仮にそうだったとしても電気代の事を考えるとやはり普通のエアコンの方がいい気がしますけどね。
真夏に長袖を着ている時点でちょっと頭のおかしい人なので、もはやひざ掛けくらいどうでもいいかもしれません。
しかしもう少しで秋。私は今日も業務用エアコンの風に耐えております。
白か黒で答えろという歌