Story of my life

日常に転がる疑問を掘り下げるだけ掘り下げて放置

全ての悪の根源はドアノブだった

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あなたはドアノブを触れますか?

 

 

「いきなり何を言い出すのだお前は、気でも違ったか」と思われるかもしれませんが、まぁ聞いてくださいよ。

 

 

要は不特定多数の人が触るであろう場所を触ることができますか、という話です。

 

 

私はドアノブを触れません。九州の坂上忍と自負しております。

 

 

レバータイプというんでしょうか、下に下げて開けるタイプのドアは小指を引っ掛けて極限まで触る面積を小さくしています。そして手の甲、もしくは腕を使ってドアを押し開ける、これで完璧。

 

 

しかし握って回すタイプのドアは一筋縄ではいきません。このタイプは指一本で回すことが不可能なのでどうしても握らないといけないのです。

 

 

私は握って回すタイプのドアに遭遇すると、親の敵のような目で見てしまいます。親指と小指の2本だけで回そうと試みたこともありますが、ゴリラくらいの握力がないと不可能です。

 

 

苦肉の策として、服の袖を引っ張って布越しにドアノブを掴んで回すという方法を取るようにしています。当然ながらこれは長袖の季節でないと通用しない、いわば未完成の奥義ですので、夏場はハンカチを使って開けます。

 

 

このようにしてドアを開けているところを人に見られることがありますが、十中八九変な目で見られます。「あぁ、こいつ潔癖なんだな」と蔑むような目で見られるわけです。

 

 

哀れみの目で見られるのはつらいですが、それでもドアノブを触ることと天秤にかけると答えは明白です。

 

 

ですので私はドアノブを触らないことと引き換えに、哀れみの目で見られるという十字架を背負うことに決めたのです。

 

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しかし考えてみてください。ドアノブなんて一体どれだけの人が触ったかわかったものじゃないじゃないですか。

 

 

そのへんのオッサンなんて平気で鼻もほじるし、トイレに行っても手を洗わない人だって少なくありません。私にとってドアノブを触るのは便器を触るのと同じレベルの鬼畜の所業なのです。

 

 

もろもろの私の研究結果によると、コロナウイルスを蔓延させたのは間違いなくドアノブです。

 

 

世界中のドアというドアを全て自動ドアに変えることができたなら、そう遠くない未来に我々はかつての平和を取り戻すことができるでしょう。