モテない男のポエム的なもの
モテない男にとっては、女性と話せるだけでも楽しい。
こういうどっちとも取れない状況が一番楽しい気がする。
やっぱ恋愛したいな。楽しいもの。
嫌な人がいればつまらないのと同じように、好きな人がいればそれだけで楽しい。
しかも私の今の状況…二人の女性と関わっている。
こんな変な状態も珍しい。
どうしたいのかもわからない、今の状態が楽しい。
しかしこの現状がいつまでも続くわけはない。
何かしらの答えを出さなくてはならない時が来るだろう。
私はモテてる気分を味わいたいだけなのだろうか。
その可能性はゼロではないだろう。
女性と付き合うためには、こちらが一歩踏み出さなければならない。
思えば私はいつも、何か思わせぶりな態度をとって揺さぶりをかけようとしていた気がする。
そういうやりかたは普通にダサい。
何か決定的な事を言う勇気がないだけなのだ。
そこではやはりタイミングが物を言う。
さっさと付き合いたい女性もいるし、急に付き合うのは怖いと思う女性もいる。
そんな中でも言葉や態度でこちらを意識させる方法はあるはずだ。
相手の邪魔をしないとか、その程度の気持ちでは付き合えないのだろう。
ぐっと引っ張る頼りがいがいるのではないか。
とはいえ今は、とりあえずこの状態を楽しもう。
焦らずとも、そのうち機は熟すはずだ。
その時を見逃してはならない。
空振り三振だけは避けなければならない。
たとえ見逃したとしても、振り切ることはできるはずだ。
今はとにかく楽しむ。
やりとりが楽しいと思えてきたからだ。
LINEが下手な私にとって、女性とのやりとりは多少なりとも苦痛が伴うことが多かった。
どうでもいいことでLINEして、お互い飽きたら放置して、何でもないことをまたLINEして…
相手に何か質問したり、何か意味のあることを送ろうとするのも悪いことではない。
でも、そういったやりとりは必ずネタ切れになる。
そうなった時に不安になるようでは、とても一緒に居れないのではないか。
とりあえずその段階は乗り越えた。
あくまでも自分目線でという意味で。
とにかく楽しめばいい、私はその感覚を長い間忘れていた気がする。
人生を楽しめば、誰かしらそばにいてくれるのではないか。
私はそう確信している。