Story of my life

日常に転がる疑問を掘り下げるだけ掘り下げて放置

給料が上がらない原因とは?

ここ最近のインフレは凄まじいものがありますね。
わかりやすいのはガソリンですが、それ以外でもほとんどすべての品物が大なり小なり値上がりしていると思います。
 
 
しかしこれはチャンスともいえます。
物の値段が上がれば、それだけ物を売っている企業は儲けが増えるということですから。
 
 
これから企業の収益が良くなれば、給料も上がるだろう!
そんなふうに思っているあなた、残念ながらその考え方は間違いです。
 
 
それはなぜか。
その理由は、企業の利益とは、全て株主のものだからです。
 
 
そもそも、この大前提を知らない人が多すぎます。
会社が儲けているのになぜ給料が上がらないんだ!!!…などとほざいているおっさんがたくさんいます、アホですね~。
 
 
給料が上がらないのは当たり前です、企業において従業員は立場的に一番下なのですから。
 
 
株主→経営者→従業員
 
 
株主と経営者は同一の場合がほとんどですが。
つまり企業の儲けは株主に還元され、余った分はもしもの時のために溜め込んで、さらにその残りかすしか従業員には残されません。
給料なんて上がる余地などないのです。
 
 
ではどうすれば企業の利益がもらえるのか。
株式や投資信託などの金融商品を買うしかないのです。
 
 
東日本大震災の頃、日経平均株価は1万円を下回っていました。
しかし今は26000円台。3倍以上になっています。
つまり2022年において、景気は間違いなく良くなっています。
 
 
例えば道端インタビューなどで、景気が良くない、給料が上がらないなどと言っている人がいますが、そういった人も一つ勘違いをしています。
 
 
その勘違いとは何か。
そもそも金融商品を持っていない人には、景気が良い悪いなど何の関係もないのです。
 
 
先程申し上げた通り、企業の利益は従業員に還元する必要はありません。
その利益を享受するには、金融商品を買って株主になる以外ありません。
 
 
しかし日本においては金融商品を持っていない人がほとんど。
そういう人にとっては、景気が良かろうが悪かろうが関係ないのです。
 
 
金融商品を持たない人の考え方はこういうことです。
景気が悪くなって値下がりした時が怖い…
 
 
当たり前の話ですが、景気の良さを享受したいのなら、景気の悪さを受け止めるリスクを取らなければなりません。
 
 
そのリスクは取りたくないから金融商品は持たない、ただひたすらに給料が上がるのを待ち続ける。
そういう虚しい期待を何十年も続けているわけです。
 
 
ものが値上がりしている今、金融商品を買うチャンスです。
安くても品質が良すぎるから景気停滞から抜け出せない日本が、ようやく値上げに踏み切った、そのチャンスを逃さないように!