ブリット・ポップの開拓者にして破壊者　オアシス「ディグ・アウト・ユア・ソウル」

ごきげんよう。管理人の吉岡です。

今回は、オアシス「ディグ・アウト・ユア・ソウル」をレビューしてみたい。

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・オアシスの限界突破を聴きたい人
・ロックの新しい次元を聴きたい人

オアシスとは、９０年代イギリスの音楽シーン「ブリット・ポップ」の立役者。

今作を最後にソングライター兼ギタリストのノエル・ギャラガーが脱退。

オアシスは事実上の解散を迎える。

先に述べたように、オアシスとはブリット・ポップというイギリス史上最大のミュージックシーンを作り上げたバンドだ。

90年代にイギリスで生まれたバンドのほとんどは、大なり小なりオアシスの影響を受けていると言っても過言ではない。

個人的な話になるが、私が洋楽を聴き始めたばかりの頃はブリット・ポップばかり聴いていたので、正直今は聴き飽きてしまっているｗ

しかしなぜかこのアルバムだけは今でも聴けてしまう。

なぜか？

それはおそらく、このアルバムをもって、オアシスはブリット・ポップというジャンルの垣根を超越したのではないか。

ブリット・ポップを作り出した張本人が、ブリット・ポップというジャンルでは収まりきれないほどのレベルに到達してしまったのだ。

残念ながらこのアルバムをもってオアシスは解散してしまったが、このレベルのアルバムなら、ファンである私でさえ納得せざるを得ない。

むしろ下手なアルバムを出すくらいなら、再結成などしなくてもよいとさえ思う。

革新性５
演奏力５
個性５
アレンジ５
バランス５
総合５

Story of my life