幸せと孤独の距離
ごきげんよう。管理人の吉岡です。
人が幸せや不幸を感じる時、少なからずイメージに左右される場合が多いのではないか。
私がまだ20代前半だった頃、毎週のように友人を集めて飲み会をして、酒を煽るように飲んでいた。
友達に囲まれて飲み会をして、二次会のカラオケで騒ぐ。
そんなふうにしていれば、充実していると思えた。
しかし今振り返ってみると、少なからず無理をしていたように思う。
その友達たちとはあまり趣味も合わなかったし、別にそこまでお酒が好きなわけでもない。
必死で酒を飲んで酔おうとしていたフシさえある。
今、居酒屋などで若者たちが騒いでいるのを見ると、こんな時もあったなと羨ましく感じる。
しかしよくよく観察してみると、数人はスマホをいじっていたり、無理に酒を飲んでいるようにも見える。
もちろん何人かは本当に楽しんでいるのだろうが、一人二人は実はただ寂しいからそこにいるだけなのかもしれない。
男二人で飲んでいる人たちと、たくさんの男女で騒いでいるグループでは、イメージの上では後者のほうが充実しているように見える。
しかし実の所は、本人にしかわからない葛藤があるのかもしれない。
幸せのイメージは、時として人に孤独を感じさせる要因にもなりうる。
もしあなたが他人をみて劣等感を感じる時は、思い出してほしい。
あなたと他人の幸せは違うものだと。
幸せと孤独は、世間のイメージほど真逆の概念ではないのだ。