Story of my life

日常に転がる疑問を掘り下げるだけ掘り下げて放置

寄り道を楽しむ

 YouTuberヒカキン氏によると、物事を続けていくコツは、100%のものをいくつか出すのではなく、70%でいいから毎日作り出すということ。


 私は完全に何も状態からブログを始めた。その際に2つのことだけを意識した。


 1つ目は、とにかく100記事書くこと。ネタがなかろうが疲れ果てていようがとにかく文章を書きまくった。そして先日、ついに達成した。


 もう一つの心構えは、そこそこでもいいからとにかく文章を完成させて公開すること。

 

 理論の上ではネットにアップしたら世界中の人が見る可能性がでてくるわけだ。そう考えると半端なものは出したくないと完璧にしたくなる。

 

 しかし完璧になるまで記事を練っていては記事を量産することは難しい。そこで私はほどほどでいいから、とにかくたくさんの記事を書いてきた。

 


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 すると、やはりそのほうが理にかなっているように思えてきた。その理由は、文章を書いていると、その文章の答え以外にも別の考えが枝葉のように広がってくる時があるからだ。もし完璧な起承転結を付けた文章ならそうはなるまい。


 ある程度の遊びの余地を残しておくことによって、そこから派生的に文章が生まれてくる可能性が出てくる。その兆しをうまくみつけることができたなら、書けば書くほどネタが広がっていくことになる。


 1つのメインストーリーからたくさんのサイドストーリーを作っていくように、話をあえて完結させない。これは雑記ブログの長所の一つに数えていいだろう。


 まだまだ私もブログを始めて日が浅い。あえてブログ運営の記事などは見ないようにしている。なぜなら、そのほうが楽しいではないか!自分で自分なりの答えを探して文章を書いていくのがこれほど楽しいこととは思わなかった。


 運営するための記事や本を読めばそれだけ最短距離でゴールにたどり着けるのかもしれない。そのゴールは広告費を得るためであったりインフルエンサーになるためであったり様々だろうが、私の場合はまだ何がしたいのかはわからない。

 


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 最短距離でゴールまで行くということは、その距離が短いということ。私の場合はたくさんの寄り道をすることによってサイドストーリーを増やしている。これが私なりのブログ運営だ。

 

 寄り道すればするほどネタ出てくる。ある程度ブログに手応えを感じるようになれば、そういった記事や本のお世話になるかもしれないが、今はまだ私には早い。


 社会が効率化されればされるほど、人々は遊び心を失っていく。それはつまり、寄り道した先に落ちている宝物を無視するということだ。最短距離を進むのはAIにでも任せていればいい。


 私達は血の通った人間。寄り道の先には、想像もしていなかった景色が広がっている、今ならそう信じられる。