ニート、後輩に会う。
今日は久々にかつての後輩と食事へ。
私は基本的に誰かと話していて楽しいと思ったことがないが、こいつは面白いやつなのだ。
普段、誰かと一緒に話すといったら、趣味で会う人以外は合コンで出会った人ばかり。
女性と話すのも楽しいのだが、やはり初対面の人と話すのは気疲れするのもまた確かなことだ。
男とだらだらと食事しながら馬鹿話をするのが新鮮で、楽しかった。
後輩は新しい職場でストレスがたまっているらしい。色々と面倒な職場とのこと。
後輩は初めて一人暮らしを始めたのだが、それも新しい職場の人に言われて始めて、その職場も社員の人にかなり強引に入れられたとのこと。
おいおい…それは自分の責任だろう…と思ったが、確かに私も若い頃は嫌といえずに面倒なことを背負い込んだことがあった。
今はたまの飲み会なども行かないか、参加しても一次会ですぐ帰る。
やりたいことが見つかれば、おのずと効率よく動けるものだ。年を重ねて図太くなったという面もある。
やりたいことがあるなら時間はいくらあっても足りないと思うようになる。
本当は今すぐ眠りたいのだが、何か一つでも記事を書こうと眠い目をこすり、このオンボロPCのキーボードを叩いている。
嫌なことを断れない人は、極端にいえば本当にやりたいことが見つかっていないのかもしれない。
特に行きたくもない飲み会に参加して、だらだらと最後まで居続ける…
それが完全に無駄なことだとは言わないが、次の日が潰れてしまうのはもはや火を見るより明らかだ。
偉い人の名言や、自己啓発本を読んでも、目標がなければ走り出すことさえできない。
目標が見つからなければ、時間が限りあるものだと認識することはできない。
我々はその時間をこの瞬間も使い続けている。それはいつか枯渇して死という代償を払う。
その日は自分で思っているほど遠い日ではないのだ。