Google、ついに重い腰を上げる
ついにこの日がやって参りました。Google製スマートフォン「Pixel」日本上陸!パチパチパチパチ
説明しよう!Pixelとは?
Googleという会社はみなさんご存知であろう。その名を関した検索エンジン「Google」、無料メールサービス「Gmail」、無料動画サイト「Youtube」など、誰もが一度は使ったことのあるサービスを提供する巨人、それがGoogle。
先程上げた例をよく見てみよう。これらは全て、サービスである。モノではない。つまりGoogleとはサービスを提供する会社なのだ。そのGoogleが今回、スマートフォン本体をプロデュース。それがPixelだ。
あえて先程は書かなかったが、スマートフォンに採用されているAndroid OSもGoogleが提供しているものだ。(カネにモノ言わせて買収した)
このAndroidというOSはフリーウェアである。つまり、誰もが無料で!しかも勝手に改造してもいいOSなのだ!
しかし無料なのをいいことに、各会社はヘンに個性を出そうとAndroidをいじくり倒し、見るも無残なユーザーエクスペリエンを提供しているスマホも珍しくない。
Androidのスマホを使っている人なら覚えはあるだろう。使ったためしもないしこれから先も使うことはなさそうなアプリが最初から山ほど入っている。邪魔くさい。非常にカンに触る。
こういった状況を重く見たGoogleは、一切、何も改造されていない、純粋無垢な、イノセントワールドとも言うべきスマホを作ろうと決意。それが先日発表されたスマホ、Pixelである!!!
ちなみに純度100%のAndroidスマホというものは、これまでにもでたことはある。Pixelが初めてではない。初代のイノセントAndroidはNexusというスマホだ。他にもモトローラという会社が出したスマホもイノセント。そしてEssential Phoneと呼ばれるスマホもイノセント。ちなみにこのスマホを作ったのはAndroidを開発した人らしい…
Pixelと他のAndroidスマホ、何が違うのか?
満を持してついに発売されたPixel。話の腰を折ることになるかもしれないが、実はこのPixelは初代ではない。今回は三代目である。
なぜPixelの日本発売が遅れたのかと言うと、それはPixelシリーズのウリである「Googleアシスタント」が理由である。
Googleアシスタントとは、いわゆる音声操作のことである。膨大な情報を持つGoogleがその強みを生かし、AIを強化した賜物がそれだ。
しかし初代Pixelが出た当初、Googleアシスタントは日本語対応していなかったのである。つまり、Pixelと他のAndroidスマホの差別化ができなかったから、というわけだ。
今回ついに
Googleアシスタントも日本語対応、
カメラ性能もiPhoneを凌ぐレベルになり、
日本独自の規格「おサイフケータイ」にも対応。
まさに鉄壁の構え。
ガッチガチに準備をしてからの〜Pixel投入。au以外のキャリアからも発売される。ここまでお膳立てをしてヒットしなかったら間違いなくPixelの日本担当者のクビが飛ぶであろう。南無三。
おまけ
私が地味に驚いたのは、なんとUSB type-C接続のイヤホンが発売されたこと。値段もリーズナブル。買おう。