Story of my life

日常に転がる疑問を掘り下げるだけ掘り下げて放置

不思議な人間たち

先日、企業型確定拠出年金セミナーがありました。
 
 
一言でいうと、日本の企業は貧乏になって社員の面倒をみきれないので、自分で老後に資金を蓄えてね、といった制度です(笑)
 
 
自由参加だったので私は行ってみたのですが、そこで面白いことが判明しました。
参加者の面々を見ると、独身者が多かったのです(笑)
 
 
人生でお金のかかることは3つあるといいます。
住宅ローン、教育ローン、そして老後資金。
 
 
しかし考えてみてください。
独身であれば、子どもがいないから教育ローンは必要ありません。
 
 
そして例えば50を過ぎて災害などで家を失うことはあるでしょうが、そんな歳で独り身で家を建てるわけがありません。
 
 
つまり、独身で生涯を過ごすなら気にするべきは老後資金だけ。
 
 
そして結婚して子どもを複数育てている人が普通に生活しているのですから、普通に仕事を続けさえすれば単身者がお金が足りなくなるなんてありえないでしょう。
 
 
ここでセミナーに来ていた面々を見ると、50を過ぎて独り身のおっさんばかり。
 
 
そしてお金が必要なはずの結婚している人は、忙しすぎてそんな勉強をしている暇がないから参加しないという、わけのわからない状況になっております。
 
 
お金が必要な結婚をしている人はそんな勉強をしている暇がない、そしてそういう人たちに比べてお金に余裕のある独身者が不安にかられてセミナーに参加している…
 
 
これはつまり、人間は暇で考えることややることがないと、不安にかられてしまう生き物だということですね。
 
 
セミナーの内容はほぼ知っているような内容でしたが、むしろ参加者の面々の方が興味深かったですね。
 
 
あなたはどちらのタイプですか?