Story of my life

日常に転がる疑問を掘り下げるだけ掘り下げて放置

仮面を被って、糸でぐるぐる巻きにされた人


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先日、知り合いのバンドの女性ボーカルの人から相談を持ちかけられた。

 

傍から見ていたらわからなかったのだが、バンド内においては、なかなか重苦しい雰囲気になっているらしい。

 

リーダーの人のイメージ通りにやらないといけない

 

バンドメンバーと意見が合わない

 

ファンの人に付きまとわれる

 

などなど、かなりの葛藤を抱えていたようだ。

 

演奏する曲においても、その女性が思うイメージとリーダーの思うイメージが一致しない、好みでもない音楽を聞かされる…

 

しかしその行き過ぎとも思える指導も、志が高いがゆえの行動で、決して彼女のことを苦しめようとして言っているわけではない。

 

だからこそ、面と向かって「嫌です」ということも出来ないのだ。

 


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私の知っている彼女は、仮面を被り、糸でぐるぐる巻きにされ、つるつるのパッケージに入れられた女性だったのだ。

 

多くの人が絡んでしまい、簡単に投げ出すこともできなくなった。

 

しかし皆の思うイメージ通りの自分を演じるのもつらいと。

 


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私は彼女の素顔を知りたいのだろうか。

 

噂で聞いた、彼女は知り合いの愛人だと。

 

深入りするのはよしたほうがいいと、本能的に感じたのだ。

 

しかし一緒に食事に行った時点で、私もその片棒を担いでいる。

 

私の行動原理は、とにかく責任を負いたくない、それに尽きる。

 

噂は噂でしかないのだろうが、向こうも積極的に近づいてこないということは、自分から行って責任を負いたくないだけなのかも。

 

なんてデスノートのような精神攻防をしている私達。

 



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全てただの思い過ごしで、二人で一緒に入れたらいいのかも、なんて思う。

 

きっとどれだけ好きでも、素直になれない相手とは、長い時間を一緒にいるのは難しい。

 

ずっと秘密を隠しておけるほど、人は強くない。

 

この文章にはあまりにも「~かも」が多い。何一つ確かなものがない。

 

先読みばっかりして、何が楽しいのか、自分でもわからなくなった。

 

仮面を被り、糸でぐるぐる巻きにされているのは、私の方なのかも。

ひとりが好き

ここ最近、複数人で行動することが増えた。


趣味でギターをしているのだが、そのツテでバンドをすることになった。


なので、自分のやりたいことというよりも、バンドで何をするかを考える時間が必要になった。

 


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すると当然のごとく、練習レベルに差が出る。


皆で集まる日を決めているのに、全く練習していない人…


一体なぜ集まったのかよくわからない日が何度かあった。


挙句の果てに、バンドメンバーで飲みに行きましょうよーとか遊びに行きましょーとか言い出す始末…


ちゃんとした練習をした後なら構わないのだが、やることもやらずに他のことをするのはどうなのだろうか。


私はバンドメンバーが欲しいのであって、友達が欲しいのではない。


しかし他の人らはそういうゆるい感じのバンドで良いのだろう。

 


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そんなこんなで一人の時間が取れなかったが、今日は久々に自分の練習が出来た。


まじで幸せすぎる。


夜中に一人で色々と考え事をする時間が好きだ。


こたつがあればなお最高。


多くの人は家族サービスや仕事で忙しさに追われている。


もちろんそれは幸せなことだが、そういった忙しさには一体いつ終りが来るのろうか。


毎日毎日残業して、色んな雑務を片付けて…心は折れないのだろうか。


もちろん私もいつかはそうなるのかもしれない。


だからこそ今の自由な時間を思う存分謳歌しておきたい。

 


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相手を思い通りにしたいわけではない。


ただなんとなく、どこまで踏み込んでいいのかわからないし、それが怖い。


だから間を開けすぎてしまう。それはマナーなのか、卑怯なのか…

今日、親の気分を味わいました

オリジナルを作る

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私の趣味はギターで弾き語りをすることだ。

 

それが講じて知り合いが増え、最近バンドをするようになった。


私がボーカルなので、自ずと私が曲を決めるようになった。
そして、ついにオリジナル曲を作ることとなった。


私は今まで弾き語りでもカバーしかしたことがない。


若い頃ならまだ勢いでオリジナルを作れたかもしれないが、今年33歳のいい大人が、一体何を人に向けて歌いたいのだろうか?恥ずかしいにもほどがある。

 

初体験
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しかしもうバンドは動き出してしまった。
今さら脱退するわけにも行かない。


というかライブを一回もせずに脱退なんて根性がなさすぎる。
それだけは絶対に避けたい。


というわけで私はこの歳になって初めてオリジナルの曲を作詞作曲したのだった。


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自分の曲を初めて人前で歌う時のなんとも言えない緊張感。


まさに30を超えて童貞を卒業したような気分。
嬉しいような、嬉しくないような…なんとも言えない残尿感のような引っかかり。


もし弾き語りを始めた人は、できるだけ早くオリジナルを作ることを強くおすすめします。

 

親の庇護を離れてこそ成長する
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よく言われるように、オリジナル曲は自分の子どものようなもの。
それが本当だとよくわかった。


そして思い入れが強くなるほど、今度はオリジナルを出したくなくなる。


もしこの曲を誰かに否定されたら?


もし自分のオリジナル曲を、他の人に取られたらどうしよう?


自分の思うような演奏をメンバーができなかったら?


などと考えてしまう。


でも、子供というのは、親の庇護を離れてこそ成長できるもの、というか離れなければ成長は出来ないだろう。


たくさんの人の目に触れてこそ、成長できるのだ。


大切だからといってずっと家の中に子供を閉じ込めていたら?


自分が死んだ後はどうなるのか?


誰にも知られずに風化していくしかない。


信じて手を離してやることが、愛なのかもしれない。

禁煙して3ヶ月 〜記憶にございません〜

禁煙して早くも3ヶ月以上経ちました。

 

過去の記事はこちら

 


正直に言うと、ここ最近は自分が喫煙者だったという事を忘れかけていました(笑)


10年も吸っていたのに、辞めてしまえば意外と楽なものです。

 


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とはいえ、体の方はタバコを吸っていた事を覚えているようです。


タバコの香りがすると、ちょっといい香りだなと思うこともあります。


しかしタバコを吸っていた人が近くに寄ってくるともうダメです。


非常に申し訳ないのですが、口がとてつもなく臭く感じます!!!


喫煙者といえども、イケメンだったりいい人だったりするのに、あの口臭で近寄られると、たとえいい人でもちょっと近づきたくなくなります。

 


節約効果

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私はそんなにたくさん吸っていなかったので、金額的に言えば月に5000円程度でしょうか。そのくらいのお金が浮きました。


しかしそれ以上に、体のだるさがなくなったので、たくさん色んな事ができるようになりました。


前に働いていた会社は激務だったので、ストレスが溜まりタバコを吸い、体を壊して何度も病院に行っていました。


心の片隅では、タバコが原因で体調の悪さに拍車がかかっているとわかっていたのに、依存症になっていたのでそれを認めることができずにいました。


完全に負のスパイラルにはまり込んでいたのです。
タバコをやめた今となっては、そういった治療費も必要なくなりました。

 


周りの人に情報公開する


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最近の一番の変化は、人にタバコを辞めたことを言えるようになったことです。


過去に一ヶ月ほど辞められたことは何度かあったのですが、その時は失敗したときの為に辞めたとは言っていませんでした。


タバコ吸ってないねと言われると、今日は忘れただけと言っていたのです。

 

辞めようとしてるのに周りの人に言えないのなら、心の何処かでまだタバコに対する未練があるのです。


今では胸を張ってタバコを辞めたと言えます!
もうたくさんの人に言ったので、今更後戻りはできなくなりました(笑)
もちろんかつての奴隷のような生活に戻るつもりはないですが。

 


禁煙する理由


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人に禁煙したと言えるようになると、どうして辞められたのか?とよく聞かれるようになったので、改めて禁煙した理由を考えてみたいと思います。


私の場合はギターで弾き語りをするようになったので、自由に歌を歌えるようになる為というのが一番の理由でしょう。


私の周りにはタバコを吸っていても全然声が衰えない人もいますが、こういう人は少数派です。
喫煙者で歌を歌う人は、殆どの場合声が潰れてしまっています。


明らかにタバコのせいで声がカスカスになっているのに、やめられずにいる人がほとんどです。
はっきりいって、そういう人の歌を聞いているとかわいそうに思えてきます。


本人もタバコのせいだとわかっているのでしょうが、それを認めることができないのでしょう。


私もちょっと道を間違えていればああいう声になっていたのかと思うとゾッとします。

 

まとめ


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どうすればタバコをやめられるか、その答えは、どうしてもやりたいことを見つける。それが一番だと思います。


なんとなく生きて、なんとなくタバコを吸っている人は死ぬまでタバコに縛られる人生になるでしょう。


人生は一度しかありません。ほんの少しの悪習慣でも、何年、何十年も経つと体に甚大な被害をもたらします。


禁煙して、自分の人生に責任を取り戻しましょう!

 

こちらもオススメ!

 

⚠閲覧注意⚠ 周りから悟られずに仕事をサボる方法


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働いているとたまに起きる現象、暇すぎる時間。


忙しいのも大変だが、暇すぎるのも何かとつらい。


今回はそんな暇を持て余した時に、どうすれば仕事をしているように装えるかを検証してみた。


そして最終的に、次の4つの鉄則を見つけた。


1.姿勢を良くする


2.それっぽい画面をPCで出しておく


3.紙に何かを書く


4.きょろきょろしない

 

次に、それぞれ詳しく説明していきます。

 


1.姿勢をよくする

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人というのは見た目が9割と言われている。

椅子にもたれかかったり、猫背で仕事をしていたのでは、真面目にやっているとは思われない。


逆に、姿勢よく前を向いていれば、全く関係のない事をしていても誰にもわからないであろう。

 


2.紙に何か書く

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世の中がいかにデジタルになろうとも、話を聞きながらメモを取るという行為は最強の「仕事してますアピール」になる。

 

まわりの同僚も、まさか私が真面目くさった顔でこんなくだらない文章を書いているとは夢にも思うまい。

 


3.それっぽい画面をPCで出しておく

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いかにもそれらしいグラフや資料を画面に表示しているだけでカモフラージュ率はぐんと上がる。


ずっと同じ画面だとさすがに怪しまれるので定期的に変えることを忘れずに

 


4.きょろきょろしないf:id:no3b312:20191113220028j:image


よほど度胸がない限り、人が近くにいる状態でふざけるのは恐ろしいだろう。

しかし挙動不審になってはすぐにバレて吊るし上げられる。


地蔵になったつもりで一心不乱にサボるのだ。

 

 

 

 

※良い子は真似してはいけません。
 

私は売れない芸人という設定


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私の会社は残業が多い。さっさと帰って好きなことをしたい。
 
しかしそういう考えは少し引っかかる。
というのも、残業せずに家に帰れば何も価値は生まれない。
残業すれば小銭が稼げる。
 
なのにどうして残業すれば気分が沈み、帰ればこんなにもハッピーになれるのか?
気持ちと懐具合が比例していない…これが価格と価値の不思議。
 

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もういい歳だし、遊んでばっかりいないでちょっとは仕事しないとなぁ。。。
なんてことも考える。でも無理。
会社にいるだけで死ぬほど気が滅入る。
 
これでは命と引換えに報酬をもらっているようなもの。
残業代程度ではとても釣り合わない。
 

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真面目に働かないとなぁと思っていると、ふと思い出した。
 
テレビのバラエティ番組などで、売れないお笑い芸人の生活の密着取材。
バイトに明け暮れ、ほとんどギャラも出ないお笑いの仕事をしている。
 
何十年もボロアパートに住み、それでも彼らは幸せそうだ。
 
少し前の私は彼らを見て、
「なんて惨めな奴らなんだ!HAHAHA!」
とせせら笑っていた。
しかし、今なら彼らの気持ちがわかる気がする。
きっとそんなふうにしか生きられない、そんな人がたくさんいる。
 

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極貧生活の中で、ふとまっとうな人生を歩みたかったなぁなんて思う人もいるかも知れない。
そんなことは露にも思わず、彼らにしかわからない喜びを噛み締めているのかもしれない。
 
私も覚悟を決めよう。
贅沢はできなくてもいい、とにかくやりたいことをやる。
 
人生には耐え忍んだり、我慢しなければいけないことがある。それは否定しない。
 
でもそういった場面はきっと、世間で言われているよりも、自分で思っているよりも、ずっと少ないはず。
 
本当は投げ出したり逃げたりしてもいい。
本当にやりたいことがあるなら、捨て去る勇気を持てるはずだから。

住めば都

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私は九州の田舎に住んでいる。

 

生まれたのはこの県の少し都会よりのところだが、三歳くらいで父の地元のこの街に引っ越し、以来この街から一度も離れることなく暮らしている。

 

なんの変哲もない、ただの田舎・オブ・田舎。

 

映画館もない、大型商業施設もない、新幹線も通っていない。10年くらい前に高速がつながった。

 


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退屈な街なのだろうか。同級生の女の子が何人か都会の方へ出ていった。

 

つい先日もひとり、この街を出ていった。

 

九州の都会の街へ行ったことは何回かある。

たまに行くなら楽しいが、車は多いし人は多いし道は分かりづらいので、住みたいなど全く思わない。

 

それほど都会ではないが、遠くの街に行ったことも何回かある。

 

しかし何時間もかけていった割には、私の街とそんなに変わらないような町並み。

 

ならあえて引っ越す手間をかけるのもどうなのだろうか。

私には全くメリットを感じられない。

 


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若い頃、遠距離恋愛をしたことがある。

 

かなり熱を上げていたので、この街をでて、その人の住む街へ引っ越そうかと考えたこともある。

 

その時初めて、この街を意識した。

 

なんの特徴もない、退屈な街。高齢者ばかり。

しかし住み慣れた街…いまでも特にこの街に思い入れはない。

 

多分私は、自由に趣味のギターを弾けるならどこでもいいのだろう。

それができるなら、別にこの街でなくても構わない。

 


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この街を出ていったたくさんの友人たち…

「こんな小さな町で一生を終えたくない」という。

その気持もわからなくはない。

 

実際、この街をでた先でいい人と出会い、結婚した人もいる。

 

出た先でも何も変わらず暮らしている人もいる。

 

出ていって、またこの街に戻ってきた人もいる。

 

私にはどう考えても、住む場所で人間が変わるとは思えない。

 


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自分を探しに行くという人もいるが、まず今いる場所で探したのか?というのが正直なところ。

それでだめならどこか別のところへ行けばいいが、それをせずに突っ走る人もいる。

 

夢を追いかけて上京…その言葉は美しい。それで夢を掴んだ人もいるだろうが、その影に一体何千何万の夢やぶれた人がいるだろうか。

 

住む場所に興味などない。住みたかった街もない。

ただ自分の好きなことができれば、そこが都である。

 

書籍化記念! SUUMOタウン特別お題キャンペーン #住みたい街、住みたかった街

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by リクルート住まいカンパニー