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なぜロシアはウクライナに侵攻したのか?

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2022年2月、ロシアがウクライナに軍事侵攻しました。
 
 
なぜロシアはウクライナに軍事侵攻したのか?
そしてなぜこのタイミングなのか?
 
 
ロシアの行動には、主に2つの理由があります。
 
 
今回の記事では、ロシアがウクライナに軍事侵攻した理由を説明していきたいと思います。
 
 
目次

1.地理的要因

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まず第一に、ロシアとウクライナは国境を接している、という事実。
 
 
世界のパワーバランスは基本的に、欧米(西側諸国)とロシア・中国(東側諸国)に二分されています。
 
 
ロシアという国は非常に警戒心が高いので、欧米・もしくはその同盟国と国境を接する事が絶対に容認できないのです。
 
 
ですので、ロシアは国境を接する国は、全てロシア寄りにしておきたいのです。
 
 
しかし、ロシアと国境を接するウクライナで、欧米寄りの政権が誕生してしまいました。
 
 

2.欧米寄りの政権誕生

2019年4月、ウクライナでゼレンスキー氏が大統領となりました。
 
 
ゼレンスキー大統領は、ウクライナNATO加盟を目標に掲げました。
 
 
NATOとは、北大西洋条約機構のことです。
 
 
ヨーロッパの国々というのは、一つ一つがそこまで大きくないので、大国のロシア(当時はソ連)に対抗することができません。
 
 
そこでロシアに攻め込まれた時は、ヨーロッパ諸国で協力して防衛しよう、そういった目的でNATOが作られました。
 
 

プーチン大統領の目的

以上2つの理由により、プーチン大統領ウクライナに軍事侵攻を始めたというわけです。
 
 
プーチン大統領の目的は、ウクライナのゼレンスキー大統領の逮捕、もしくは殺害と予想されます。
 
 
ウクライナを軍事力によって掌握し、そこにロシア寄りの政権を樹立させる目論見でしょう。
 
 
力づくでウクライナNATO加盟を阻止しようとしているわけです。
 
 

まとめ

それでは最後に、なぜロシアがウクライナに軍事侵攻したのか、その理由をおさらいしてみましょう。
 
 
・ロシアは警戒心が強く、欧米を信用していない
 
・ロシアと国境を接するウクライナで、欧米寄りの政権誕生
 
・欧米寄りの政権を破壊し、ロシア派の政権を樹立するため、軍事侵攻
 
 
ざっくりいうと、今までの流れはこういった感じです。
 
 
この問題は現在進行系で進んでおります。
明日にはまた事態が変わっているかもしれません。
 
 
遠い国で起きている戦争ですが、ロシアは世界経済の少なくない部分を担う国です。
 
 
自分には関係のないことと切り捨てず、注視していきましょう!