占いに頼る弱者
夢に出てきたことって、結構気になりませんか?
私は夢に出てきたことを調べる「夢占い」とやらが好きだったのですが、なんだかここ最近は特に気にしないようになりました。
日本人は、特に女性の方は占いが好きなようです。
その理由は、「自分の意見に自信がないから」ではないでしょうか。
自分は何が好きなのかわからない…
何をしたいのかわからない…
どう受け止めればいいのかわからない…
そういった人は占いによって、他人からある程度の方向性を示して欲しいのでしょう。
自分に自信のある、主体性のある人は、占いをするでしょうか?
絶対しないし、何を言われたとしても特に真に受けたりはしないでしょう。
占いに書かれていることは、大なり小なり誰にでも当てはまることです。
自分に自信のない人は、「あなたは○○でしょう?」と強く言われると、そうかもしれないと勘違いしてしまいます。
娯楽として占いや心理テストを楽しむのは全然構いません。
私だって結構好きです。
しかし中には占い師に傾倒してしまう人もいます。
助言がなければ何もできない人。
こういった人は、悪意ある人に騙される危険性があります。
残念ながらそれを自覚できる人はほぼいません。
誰だって自分が間違っているとは思いたくありませんから。
自分が何を求めているのか、じっくり考える時間が必要です。
調べれば何でも出てくる時代ですから、自分で考える時間がどんどん減っていくでしょう。
そうなればたとえたくさんの事を知っていたとしても、中身のない人間になってしまいます。
そうならないように、日頃から自分の気持ちに気付いてあげるゆとりを作っていきまししょう。