愚かな人間ほど疑心暗鬼に陥るのはなぜか?
愚かな人間は、どうしてありもしない疑惑に囚われ、疑心暗鬼に陥るのでしょうか?
最近の話題で言うなら、例えばマイナンバーカードのポイントなどもそれにあたります。
マイナンバーカードを作って、それを保険証として使えるようにしたり、公的資金を受け取れるように口座を登録すればポイントがもらえるという仕組み。
しかし愚かな人間は、「そんなことをしたら国に情報を抜き取られる!」だとか勝手に妄想を爆発させて、一人で不機嫌になったりしています。
いやいや、あなたが歩いている道路やあなたが通っている病院も全て国が整備してくれているからでしょうに…
挙句の果てにはタバコをバカバカ吸って山ほどたばこ税を払っている人がそんな国家陰謀論を唱えたりしてますからね。
その矛盾点には気付かないふりをしているのが、いかにも愚かな人間です。
そしてこういった陰謀論をさも自分は頭がいい、みたいな調子で論じているのは、基本的に無能なおっさんたちです。
おっさんという生物は、人の話を聞かないことで有名ですよね。
このロジックは至極単純です。
つまり、自分で考えた理論を自分で検証しているから、自分が愚かなことを言っていることに気付けないのです。
人の話を聞ける心の広さがあるなら、自分の理論の矛盾点にも気づけるかもしれません。
しかし人の話を聞かないのなら、自分の理論に矛盾点を見つけられるはずがありません。
それはつまり、自分が愚かだと認めてしまうことになるから。
少なくとも私の周りで愚かな陰謀論を唱えている人は、人の話を全く聞かないタイプです。
自分で考えて自分で検証した理論なら、なんとなくそれっぽいなと自分で盲目的に信じてしまいます。
あなたが何かつまらないことにこだわっているのなら、それは自分の中で完結させているのが原因かもしれませんね。
もう少し、人の話に耳を傾けるようにしましょう。