Story of my life

日常に転がる疑問を掘り下げるだけ掘り下げて放置

我々以外にも人類がいた?

300万年前の地層から、石器が見つかったらしいのですが、その石器の近くにホモ属ではない類人猿の化石があったらしいです。
 
 
ちなみにかつてはホモ・エレクトスとか、ホモ・ネアンデルタ-レンシス(いわゆるネアンデルタール人)とか別のホモ属もたくさんいたのですが、今地球上に存在している人間は、一人の例外もなくホモ・サビエンスです。
 
 
これを書いている私も、読んでいるあなたも、黒人も白人も黄色人種も、キリスト教徒もイスラム教徒も仏教徒も、ウクライナ人もロシア人も全員ホモ・サビエンスなのです。
 
 
話がそれました、つまり今回の発見でホモ属以外も何かしらの道具を使っていた可能性が示唆されたのです。
 
 
いやー、めっちゃロマンじゃないですか?
というか言われてみれば、一つの種類しか存在しない人間が地球の中では異端なのですよね。
 
 
犬とか猫とか、たくさん種類がいるように、人類も色々種類がいてもおかしくない…というかかつてはいたわけです。
 
 
つまり、ホモ・サビエンスはそれ以外のホモ属を滅ぼしたわけですね。
自然淘汰で考えれば、たった1つの種類しかいないなんて異常です、滅ぼしたと考えるほうが妥当でしょう。
 
 
いやー、自分ながら恐ろしい。
ちなみにホモ・サビエンスとは「かしこいヒト」という意味だそうです。
自らにかしこいなんて名をつけるところに、生物としての驕りがみえますね。
 
 
突然ですが、人間の争いとそれ以外の生物の争いの違いは何だと思います?
 
 
人間以外の生物の争いは、どちらかが完全に死に絶えるまで終わりません。
 
 
しかし人間の争いは、そんなことはしません。
どちらかが滅ぶ前に、落とし所を探します。
 
 
当然それは優しさなどではなく、負かした相手を支配し、搾取するためです。
 
 
相手を完全に殺しつくより、そっちの方がよほど恐ろしいと思いませんか?