少子化対策ってなんだ?
ここ最近ニュースで、岸田総理が「これまでにない少子化対策を打ち出していく!」みたいなことを言っております。
はっきり言わせてください、少子化対策ってなんですか?
少子化対策の意味がわからないということではなく、少子化対策をするなんて当たり前のことじゃないんですか?
わざわざ声を大にして言うようなことではないし、むしろそんなことを連日にわたって言うのは女性に対してプレッシャーを与えることになりかねません。
私は独身ですが男ですので、まだそこまでのプレッシャーは感じませんが、女だったらそんなことを毎日のように騒ぎ立てる世の中にうんざりするでしょう。
当たり前のことですが、子供が欲しい欲しくないなんてのは、個人の自由です。
ですから子供を産んだらこれだけの補助金が出るよ、なんて政策は全くもってナンセンスです。
それはテレフォンショッピングで真珠のネックレスを買ったらオマケでブレスレットもお付けしますよ、と言ってることと変わりません。
一つだけはっきりしている事実をお伝えします。
子供が欲しい人は補助金がなくても産むし、欲しくない人は補助金があっても産みません。
オマケに釣られるほど人間は愚かではありません。
子供に興味がない人や、欲しくてもできない人がいるんですから、「少子化対策をやっていく!!!」なんてバカなことをこれみよがしに叫ぶのはやめなさい。
ただシンプルに、18歳まで医療無料、保育園無料、子供がいる世帯には家賃補助とかをすればいいだけなんです。
今朝のニュースで岡山の何処かの町が少子化対策に成功して、出生率が2.9%というとんでもない数字を叩き出していました。
どうやってその予算を捻出したのかという質問に対して、議員の数を減らしたといっておりましたが、そういう当たり前のことをすればいいだけなんです。
当たり前のことをする前から、子供を産んだらこれだけのメリットがあるよ、なんて話をするからうまくいかないのです。
何度でもいいますが、「少子化対策をやっていく!」なんてことをメディアで叫ぶのはやめなさい。
それは「お腹が空いたら何か食べましょう!」と言っていることと同じです、当たり前のことをさも素晴らしいことのように叫ばないでください。
そういった言葉は、なんの意味もないどころかセクハラであり、人間は強制されると反発したくなる生き物ですから、なおさら子供を諦める人が増えるだけでしょう。
ばかみたいなことを叫ぶのはやめる、
議員の数を減らす、
子供がいる世帯にはあらゆる補助金を用意する。
この3つを貫き通せば、100%少子化は解消されます。
こういうと議員の数を減らすのは〇〇の不具合が~みたいな感じになると思いますが、それは問題をすり替えているだけです。
議員の数を維持するのが大事なのか、子供を増やすのが大事なのか、それだけ考えていればいいのです。
当たり前のことをして、それ以外は切り捨てる。
切り捨てられないのは、少子化がそこまで大きな問題ではないということなのです。
大げさに騒ぎ立てて、さも大問題だと思わせているだけです。
実際問題、議員の数も減らさないし、補助金もそこまで出さないのですから。
それが答えなのでしょう。