Story of my life

日常に転がる疑問を掘り下げるだけ掘り下げて放置

今年の前半

 2018年は私にとって激動の年だった。今年の春頃まで仕事が忙しすぎて体調を崩し、5月に20年ぶりに入院。一週間ほどの入院期間中に、じっくりと自分を見つめ直すことができ、退院してすぐに退社することを決意する。


 病院にはWi-Fiもないし、やることもないのでひたすらゆっくりした。あんなにゆっくりできたのはすごく久しぶりな気がした。

 


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 人には何もかも忘れて、心を静かにする時間が必要だ。私はその事に気付かずに、日々の生活に追われ、自分を見失っていた。体調を崩したことによって半ば強制的に生活がリセットされ、自分がとうに限界を迎えていたことに気付かされた。怪我の功名というやつだ。


 会社を辞めてから一ヶ月ほど無職だった。これも社会に出て初めてのことだ。この期間にブログを書き始めた。


 私が働き始めた当初は、休みの日に何をすればいいのかわからなかった。ただひたすらネットでどうでもいいような事を調べたり、そこまで仲の言い訳でもない友達とつるんで騒いでみたり…若い頃はそんなふうに、たくさんの人の中で盛り上がることが「充実」していることなのだと信じていた。やりたいと思えることがなかったのも、そんなふうな生活を抜け出せなかった理由といえるだろう。

 



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 社会人になって初の長期休み。今までの私なら二日ほどで間が持たなくなりそうだったが、全くそんなことはなかった。


 ブログを書いたり、カフェに行ってみたり、ぶらぶら散歩してみたり、そんなふうに何者からも縛られない時間というのは、一体どれだけぶりだったろうか。きっとそういう生活が私に合っていたのだろう。のんびりと日々を過ごせるような人生を送りたい。


 日々の生活の中で感じる、些細だがたくさんの疑問を深堀りするきっかけになったのがブログだ。私は子供の頃から色々と考え込む性格だ。自分の性格に疲れてしまうことも多々ある。しかしある時、思ったことをひたすらパソコンでタイピングしていると、気持ちがすっきりしていることに気付いた。それがきっかけで日記を書くようになった。

 


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 自分の性格が面倒だなも思うこともあるが、そのおかげでいろいろな疑問に対して逃げずに深堀りして見る癖もついた。ものは使いようなのだ。


 そんなこんなで前半は過ぎていった。