全てが規格外のレベル!The engy 「talking about talk」
今回紹介するアルバムは、The engy 「talking about talk」です。
The engy(ジ・エンギー)
京都府の大学出身の4人組バンド。主に関西で活動中。メジャーデビューミニアルバム
「talking about talk」を発売。
音楽性
まず最初に気付くのは、詞のほとんどが英語です。
しかもソウルフルな歌唱なので、マジで洋楽と間違えます。
しかしその流れでたまに入ってくる日本語も、なんとなく英語に聴こえてしまう…という錯覚に陥ります。
アレンジ
派手だが、過剰ではない
バンドという位置づけですが、音楽性としてはかなり多彩です。
シンセや打ち込み、コーラスも分厚いので聴いていて飽きがきません。
かなり音を重ねていますが、過剰な感じは一切ありません。あくまでも世界観を作る為のアレンジと言えるでしょう。
最近のJ-POPにありがちな、必要もないのにオーケストラやピアノを入れるという失態もありません。
ギターが核にはなっていますが、骨太なバンドサウンドという訳ではありません。
メロディ
the engy - Sick enough to dance
まずシンプルに歌が良いです。
普通メロディに重心を置くと、リズムが重くなりがちなのですが、The engyの場合、リズムはあくまでも軽快です。自然と体が動くサウンド。
全9曲、31分とコンパクトなアルバムとなっていますが、聴き応えは抜群です。