世界平和の鍵を握る料理、それは「鍋」
今週のお題「鍋」
一人暮らしをしている時は、季節に関わらず、寒くなると特に鍋をした。
鍋ほどコスパのいい料理は他に思いつかない。
まず材料が安い。野菜、豆腐、肉は細切れ肉などむしろ安い肉のほうが合う気さえする。
そして簡単。適当な大きさに切ってそれっぽく並べ、スープを入れればあとは待つだけ。
そしてたくさん食べられる。一人暮らしになると、だんだん食事をするのが面倒になって、コンビニが多くなり、私のように胃が弱い人は体調を崩してしまう。
鍋なら簡単に作れてたくさん食べられるので、健康にもいい。
さらにダメ押しの、二日目も味を変化させて食べられる。米を入れてもいいし、麺を入れてもいい。最後のひとすくいまでおいしく頂けるのだ。残飯ゼロ。人に優しいだけでなく地球にも優しい。
とどめのひと押し。味を変えれば材料が同じでも全く別の料理のようにさえ感じる。服を着替えるように簡単に、鍋はその表情を変えるのだ。
はい、完璧。早い、安い、うまいの吉野家をぶち抜かすこのコスパの良さ、鍋。
世界三大料理など及ぶべくもない鍋。
高級料理は選ばれたものしか食べられないが、鍋は万人に平等。ラブアンドピース。
世界平和の鍵は鍋が握っているといっても過言ではない。
国民が分断しかかっているアメリカに鍋を輸入したら、すぐトランプも負けを認めると思う。
今日は(また)鍋にしよう。