人生唯一の後悔 2021/01/05
私(34才♂)、小学生の頃にそろばんを習っておりました。
倉庫の中にあったのをたまたま見つけて、興味を持ったのです。
これまた偶然、私の家から徒歩3分のところにそろばん教室があったので、習うことになりました。
最初の方こそ順調でしたが、段々と難しい問題についていけなくなりました。
さらに年上の人が入ってきて、級を抜かれたりして、なおさら焦りが募りました。
そしてある日、私はついに不甲斐ない自分に我慢できなくなり、習い事の最中に大泣きしてしまいました。
そして私はそのまま、そろばんをやめてしまいました。
その当時教えてくれていたおばさんには、未だに申し訳ない気持ちがあります。
その当時で結構なおばさんだったと思うので、もしかしたらもう亡くなっているかもしれません。
いくら子どもだったとはいえ、癇癪を起こして一方的に投げ出してしまったことは、未だに後悔しています。
キレたり投げやりになるのは、その瞬間は楽でしょうが、後味の悪さはずっと残るものなのです。
当時の事を思い出すと、申し訳なさに未だに胸が痛みます。
おわり