私は妄想したい
私(34才♂)、音楽が好きなのですが、シンプルな音楽が好きです。
シンプルとは、単純とは全く違います。
複雑なものを洗練させて、無駄なものを削ぎ落とした状態をシンプルというのです。
順番で言うなら、
単純→複雑→シンプル
というように、物事の最終形態をシンプルと呼ぶわけです(100%個人的な考え方ですが・笑)
芸術に関わらず、物事というものは「ちょっと物足りないかな~」、というところでやめておくのが一番いい、というか一番センスを感じます。
チラリズムとか、腹八分目という言葉もあるくらいですから。
なぜかというと、聞き手側が想像できる余地を少しだけ残してあげる、これこそがアートの真髄ではないかなと思うからです。(素人が何エラソーに言ってんだって感じですが)
例えば絵画においても、絵そのものというよりも、額縁の外に何があるのか?
絵を書いている本人の目線はどうなっているのか?
といった事を想像できる絵のほうが、評価が高いわけです。
製作者側が描きたいものを100%表現してしまえば、聞き手側の想像の余地がなくなります。
それを悪いとはいいませんが、個人的には野暮かな、と思ってしまいます。
好きなものはずっと続いて欲しいと思うのが人間の本能です。しかし大抵の2作目、続編などは微妙なものが多いですよね。
だから各々が続きを想像できるように、続編は作らないほうがよいというのが私の考え方です。
とはいえ、続編が出たら見てしまうんですけどね…笑
おわり
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