Story of my life

日常に転がる疑問を掘り下げるだけ掘り下げて放置

労働者の安息日へ

f:id:no3b312:20210809222858j:plain

いよいよこの日がやって参りました。

 

 

夢にまで見た、指折り数えた、いくつもの苦難を乗り越え、ようやくたどり着いた約束の地。

 

 

そう、我ら労働者の安息日です(お盆休み)

 

 

私たちは常日頃から数多くの辱めを受け、苦渋をなめて参りました。

 

 

あなたの流した涙は大岩に穴を穿つほどでしょう。しかしついに私たちはたどり着いたのです!

(ハレルヤ!)

 

 

とはいえ、偉大なる守護者に守られし民(大企業)はすでに安息日を迎えられている事と存じます。

 

 

私のような卑しい身分のものは、ただでさえ少ない安息日をさらに削られ、辛酸を味わい尽くしてもなお、雀の涙ほどの麦しか与えられないのです。

 

f:id:no3b312:20210809223042j:plain

あぁ主よ、私が前世においてどれだけの罪を犯したのか、それを知るすべさえ敵わないのが、これほどまでに私の胸をかき乱すとは…さぁ皆で賛美歌を歌うのです!

(カラオケへ!)

 

 

私はこの現代ですべての罪を償うことはできるのでしょうか?それは主にさえわからないのかもしれない…

(いいえ、主はすべてお見通しです)

 

 

とはいえ人は強欲な生き物です。この世で最も堕落した汚らわしい生き物。

あればあるほど消費し、誰にも分け与えることなく独占し、高みの見物を決め込むのです。今こそ革命を!

ストライキ) 

 

 

剣を持てないのなら、私はあえてこの運命を受け入れよう。

哀れな子羊を演じ続けよう。

それが貴方のお望みならば…

 

 

さぁ安息日はもうすぐだ。

主は見てくださっている。

私が罪を償う場面を。

 

 

悲劇はいつか終わりを迎える。

その時はもうすぐそこ…(定時)