Story of my life

日常に転がる疑問を掘り下げるだけ掘り下げて放置

たったそれだけ、でもそれがいい

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今日は私がちょっと感動した話をさせてください。
若造がなんかはしゃいでるな、くらいの生暖かい目で読んでくれたら嬉しいです。
 
 
私、ちょっと前に結構お高めのノートパソコンを買いました、20数万円くらいです。
今の時代って、探せばかなり安いパソコンがあるので3万とか5万くらいのパソコンを使っていたのですが、やっぱりすぐ使えなくなってくるものなんですよね。
 
 
ライトユーザーならそれでもいいかもしれませんが、私の場合は音楽ソフトを使ったりするので、できるだけハイスペックのやつを買ってみたのです。
 
 
このパソコン、なんとテレビに繋げられるHDMI端子とUSB-typeC端子が、横ではなく後ろについているのです。
 
 
この仕様は買う前からわかっていたのですが、正直そんなことそこまで重要ではないだろうと考えていたのですが、これがかなり便利なのです。
 
 
ケーブルが横から出ていると嫌でも目に入るけど、後ろについているならディスプレイに隠れて見えません、たったそれだけのことと思われるでしょうが、たったそれだけのことがすごくイイのです。
 
 
どういいのかと言われたら説明しづらいです。もし後ろではなく普通に横についていたら、まぁこんなものなんだろうなと思う程度でしょう。
 
 
しかし端子が後ろにあるパソコンを知ってしまった今となっては、もうもとには戻れないな、と若干の哀愁を感じてしまっている今日この頃です。
 

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言ってしまえばこれはただの贅沢病です。
端子がどこについていようが、それがハリボテでなくちゃんと機能するのなら、いずれにせよパソコンであることに変わりはありません。
 
 
私はずっと、高いブランド物を使っている人の気持が理解できませんでした。
だってユニクロに似たようなやつが1000円で売っているじゃないですか。
 
 
ブランドロゴがついているだけでただの白Tが3万円くらいしますよね、それの意味が理解できませんでした。
しかし端子が後ろについているパソコンを知ってしまった今、私はブランドTを着ている人の気持を少しだけ理解できた気がします。
 
 
傍から見たらユニクロの白Tと何が違うの?と思いますが、着ている人からすれば何かが違うのかもしれません。
 
 
素材感が違うのかもしれないし、ブランドTを着ているという事実が着ている人を高揚させているのかもしれません。
 
 
しかしそうなるともはやブランドTを着ているというより、ブランドTに着られているというむしろ人間のほうがオマケになっている感も否めませんが。
 
 
そこまでしなくてもいいんじゃない?というような商品が多々ありますが、使ってみると案外便利で驚かされることがあります。
 
 
もしかしたら便利さとは堕落しているということでもあるのかもしれませんが、ちょっとしたO・MO・TE・NA・SHI、いや気遣いこそ、日本人のアイデンティティなのかもしれませんね。