Story of my life

日常に転がる疑問を掘り下げるだけ掘り下げて放置

何をするにも暇つぶし

趣味のギター関係でよく言っているお店があるのですが、頻繁に行き過ぎて新鮮味がなくなってきました。
 
 
とはいえ他に行くところもないので結局行くことになるのですが…(笑)
 
 
時間を有効に使う、もちろんそれに越したことはないのですが、全ての時間を有効に使うというのもまた無理な話です。
 
 
20代前半の頃は、時間をムダにするのが怖かった気がします。
しかし慣れというのは恐ろしいもので、今ではダラダラ過ごすのも悪くないと思っています。
 
 
ダラダラできるのは平和な証拠です。
暇なのも余計な負担を背負っていない証拠。
 
 
いやいや、大変な思いをして生活している人もいるんだよ、なんて自己嫌悪に陥ることもありますが、見ず知らずの他人のことを考えることに何の意味があるでしょうか。
 
 
夢中になれるものがないなら、それを探すチャンスだと思えばいい。
 
 
全ては平和だからこそ生じる不安。
何もないのなら、悪いことが起きるよりはずっといいと考えればいい。
 
 
そんなのはただのこじつけだと思うでしょうか。
しかし、人はいいことを想像するよりも、悪いことを想像するほうが簡単なのです。
 
 
最初から悪いと決めつけていれば、本当にそうなった時傷つかずにすみますから。
 
 
いいことを想像するほうがつらいのです。
そうならなかった時、落胆してしまうから。
 
 
でもいいことを想像できなくなった時、人は前向きに生きることをやめてしまいます。
 
 
そして前向きに生きなくても死ぬことはないくらい、豊かになってしまった国に八つ当たりをする。
 
 
誰かが言っていました、生きるのは死ぬまでの暇つぶしだと。
 
 
私はかつてその言葉があまり好きではありませんでした、なんだか後ろ向きな印象を抱いたからです。
 
 
でも今はそこまで後ろ向きな言葉でもないのかな、と思います。
 
 
言葉をどんなふうに受け止めるかで、人間性が分かれます。
 
 
あなたはどちらのタイプですか?