Story of my life

日常に転がる疑問を掘り下げるだけ掘り下げて放置

戦争について考える

8月6日。
一年のうち今日くらいは、戦争について考えるのは悪くないかもしれません。
特に今年の場合は、なおのこと考えるべきでしょう。
 
 
ロシアがウクライナに軍事侵攻してはや半年。
この戦争が終わる気配は今のところ見えません。
 
 
それどころか、先日はペロス下院議長が台湾を訪問して中国が激怒し、軍事演習を行うというとてつもない緊張が漂っている有様。
 
 
これはロシアがウクライナに軍事侵攻したので、ドサクサに紛れて中国も台湾を力付くで併合するのではないかという懸念に釘を刺す行動だったのでしょうが、一触即発な雰囲気でしたね。
 
 
アメリカの下院議長が台湾を訪台するのは25年ぶりだそうです。
この訪台が良かったという記事もあれば、悪いという記事もあり、実際のところどうだったのかがわかるのは先の話でしょう。
 
 
世界唯一の被爆国である日本が核廃絶のメッセージを発信するのは当然の話しでしょう。
 
 
しかし、残念ながら今のところ日本は何のリーダーシップも取れていないように思えます。
 
 
ロシアも中国もやりたい放題。
何故やりたい放題できているのかといえば、日本の国力が落ちているからです。
 
 
結局のところ、世界に対してリーダーシップをとるにはパワー、つまるところ軍事力が必要というなんとも皮肉な結果が残るわけですね。
 
 
たくさんのミサイルを持っていなければ、誰も黙らせることなどできない。
だからそれぞれの国が核を保有し、攻撃されたら攻撃する、だからどちらも行動できないという状況に持っていくしかない。
 
 
かっこよさげに聞こえますが、抑止力とはそういう意味なのです。
 
 
そして何より、世界の裏側で戦争が行われていることよりも、会社に行くほうがつらいとか、今日の晩御飯の献立を考えるほうが頭を埋め尽くしているのです。
 
 
遠くの戦争より、眼の前の悩みのほうが大きく見える、当たり前ですね。
 
 
どうすれば平和が続くのか、ということを考えるのは、もしかしたらあまり意味がないことなのかもしれません。
 
 
いつまで続くかわからないから、今を精一杯生きる。
そう考えたほうが健全ではないでしょうか。