Story of my life

日常に転がる疑問を掘り下げるだけ掘り下げて放置

潔癖症、自爆する

私ね、潔癖症なんですよ。
どの程度かというと、ドアノブが触れないのです。
 
 
会社とかでかけた先の、手で開けないといけないドアは触りたくありません。
袖を伸ばすか、ハンカチで掴まないと嫌なんですよね。
 
 
ちなみにコロナだからではなく、ずっと前からこんな感じです。
もちろんドアノブだけでなく、コピー機、エレベーターのスイッチなど、不特定多数の人が触るものは全部ですね。
 
 
そんな私ですが、潔癖症裏目に出てしまったことがあったんです。
 
 
先程申し上げた通り、不特定多数の人が触るものは触りたくありません。
しかしどうしても触らないといけない場面はやってきます。
 
 
そういう時どうするのかというと、手の裏側を使うわけですね。
 
 
例えばコピー機やエレベーターのスイッチを押す時は、手をグーにして指の第二関節で押します。
(ちなみに潔癖で有名な坂上忍もこのタイプらしいです)
 
 
押すタイプのドアなら、手の甲で押し開けます。
なるべく手のひらが汚染物質に触れないようにね。
 
 
なんてことをするのが当たり前になってきたのですが、ある日とんでもない過ちに気が付きました。
 
 
例えば最近はマスクをつけることが当たり前になっているので、擦れて顔がかゆくなる時とかあるじゃないですか。
 
 
顔を掻く時、手にバイキンがついていたら嫌なので、手の甲でこすっちゃうんですよね。
 
 
あれっ、何かおかしい…
 
 
そう、普段の生活で不特定多数の人が触るようなところはなるべく触りたくないから、どうしても触らないといけない時は手の甲で処理している。
 
 
そして顔が痒くなった時は、手にバイキンがついていたら嫌なので手の甲でこすってしまう…
 
 
いやいや、完全におかしい。
手の甲のバイキンを顔に塗りつけてしまっている…ッッッ!!!
 
 
緊急事態に対応するために普段は手の甲で処理しているのに、潔癖すぎて手の甲で顔を触ってしまう…
 
 
こうなったら仕方ない、左手も使うことにしよう。
しかし出る時と入る時では逆の手を使わなければ開けづらい。
 
 
ドアノブは極力触りたくないが、その場面を誰かに見られたら多分気持ち悪がられるから、あまり時間をかけてドアを開けたくない、困った。
 
 
もう手のひらか手の甲か、右手か左手かどこを使ったのかわからなくなってきた。
一体どっちが清潔なんだ。